体はゆく——できるを科学する“テクノロジー×身体”
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「できなかったことができる」って何だろう?技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで―「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに。

・「あ、こういうことか」意識の外で演奏ができてしまう領域とは
・なぜ桑田真澄選手は投球フォームが違っても結果は同じなのか
・環境に介入して体を「だます」“農業的”テクノロジーの面白さ
・脳波でしっぽを動かす――未知の学習に必要な体性感覚
・「セルフとアザーのグレーゾーン」で生まれるもの ……etc.

古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。

日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに
[出版社より]


著 者|伊藤亜紗
出版社|文藝春秋
定 価|1,600円+税
判 型|四六版/並製
頁 数|248

ISBN|9784163916316
発 行|2022年11月


Contents
プロローグ 「できるようになる」の不思議

第1章 「こうすればうまくいく」の外に連れ出すテクノロジー―ピアニストのための外骨格 
 ピアニスト・ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャー 古屋晋一

第2章 あとは体が解いてくれる―桑田のピッチングフォーム解析
 NTTコミュニケーション科学基礎研究所柏野多様脳特別研究室長 柏野牧夫

第3章 リアルタイムのコーチング―自分をだます画像処理
 東京工業大学情報理工学院教授 小池英樹

第4章 意識をオーバーライドするBMI―バーチャルしっぽの脳科学
 慶應義塾大学理工学部教授 牛場潤一

第5章 セルフとアザーのグレーゾーン―体と体をつなぐ声
 東京大学大学院情報学環教授 暦本純一

エピローグ 能力主義から「できる」を取り戻す


Author
伊藤 亜紗 Asa Ito
1979年生まれ。美学者。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長。同リベラルアーツ研究教育院教授。専門は美学、現代アート。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。2020年、池田晶子記念「わたくし、つまりNobody賞」、『記憶する体』(春秋社)を中心とする業績でサントリー学芸賞を受賞。
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