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『宝島』『ジキル博士とハイド氏』で名高い、英国の文豪スティーヴンソンの知られざる傑作小説。恐怖の爆弾テロリストたちの暗躍を物語の経糸にして、黄昏の世紀末ロンドン、合衆国の荒野、はたまたカリブ海の小島を舞台に繰り広げられる、怪奇で波瀾万丈な奇談の数々。ドイルやマッケンにも大きな影響を与えた連作小説、本邦初訳なる!!
[出版社より]
著 者|R・L・スティーヴンソン/ファニー・スティーヴンソン
訳 者|南條竹則
出版社|国書刊行会
定 価|2,700円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|320
ISBN|978-4-336-07203-0
初 版|2021年04月
Contents
「シガー・ディヴァーン」のプロローグ
チャロナーの冒険――御婦人方の付添い役
破壊の天使の話
御婦人方の付添い役(結び)
サマセットの冒険――余分な屋敷
気骨のある老婦人の話
余分な屋敷(承前)
ゼロの爆弾の話
余分な屋敷(承前)
デスボローの冒険――茶色の箱
美わしきキューバ娘の話
茶色の箱(結び)
余分な屋敷(結び)
「シガー・ディヴァーン」のエピローグ
解説 南條竹則
Author
R・L・スティーヴンソン
1850-1894年。エディンバラ生まれ。『宝島』、『ジキル博士とハイド氏』、『新アラビア夜話』などの名作で知られるイギリスの文豪。晩年は病と闘いながら南太平洋を歴訪、サモアに移住し、同地で没した。
ファニー・スティーヴンソン
R・L・スティーヴンソンの妻。
Translator
南條 竹則 Takenori Nanjo
1958年生れ。作家、翻訳家。主要著訳書――『酒仙』(新潮社)、『虚空の華』(筑摩書房)、A・マッケン『輝く金字塔』(国書刊行会)。
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