追いつめられた現代人のもとへ、八百屋お七や皿屋敷のお菊が一肌ぬぎにやってくる。お化けの妖気が心のしこりを解きほぐす、ワイルドで愉快な連作短篇集。
[出版社より]
著 者|松田青子
出版社|中央公論新社[中公文庫]
定 価|640円+税
判 型|文庫判
頁 数|264
ISBN|978-4-12-206769-1
初 版|2019年08月
Contents
みがきをかける
牡丹柄の灯籠
ひなちゃん
悋気しい
おばちゃんたちのいるところ
愛してた
クズハの一生
彼女ができること
燃えているのは心
私のスーパーパワー
最後のお迎え
チーム・更科
休戦日
楽しそう
エノキの一生
菊枝の青春
下りない
Author
松田 青子 Aoko Matsuda
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter文学賞第一位となり、19年には『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった。
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