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タロットカードは、なぜ謎めいた存在になったのか。
最新の研究成果を盛り込み、タロットカードが占いのために使われるようになった歴史や背景を解明する。また、絵の図像の文化的背景から、「鏡リュウジ流」解釈までを丁寧に解説し、具体的な占い方までを紹介。
これ一冊で、タロットのすべてがわかる。タロットはもちろんのこと、西洋魔術やオカルト、ユング心理学に興味を持つすべての人、必携の本格的入門書。
[出版社より]
著 者|鏡リュウジ
出版社|講談社[講談社現代新書]
定 価|1,100円+税
判 型|新書判
頁 数|328
ISBN|978-4-06-288424-2
発 行|2017年04月
Contents
序章 タロットの魅力
タロットとは何か/タロットカードの基本構成/トランプとの共通点/ノーベル賞詩人とタロット
第1章 誕生の謎
イタリア・ルネサンス/カードゲームの歴史/未完の詩『凱旋』とタロットの絵柄/マルセイユ版の誕生
第2章 神秘化したタロット
エジプト起源説/カバラとタロット/黄金の夜明け団/世界最大のヒット作「ウエイト=スミス版」の登場/二〇世紀最大の黒魔術師
第3章 タロットの二〇世紀
ユング心理学による深化/神話学のスター/日本におけるタロット史/オカルトブームから「カワイイ」カルチャーへ
第4章 心の世界と、タロットの図像学
図像を「解読」する二つの方法/大アルカナを読み解く/小アルカナの意味と解釈のコツ
第5章 実践・タロット占い
タロットを使う/占いの手順/カードの読み方/もうひとつのタロットの使い方
Author
鏡 リュウジ Ryuji Kagami
占星術研究家、翻訳家。一九六八年京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授。著書に『星のワークブック』(講談社)、『占星術夜話』『鏡リュウジの占い大事典』(以上、説話社)、『はじめてのタロット』(ホーム社)、『占星術の文化誌』(原書房)、訳書に『占星学』『ユングと占星術』(以上、青土社)、『タロット バイブル 78枚の真の意味』(朝日新聞出版)など多数。
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