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空爆論 メディアと戦争

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「視ること」は「殺すこと」である――。

支配し、侵略し、殺害する「上空からの眼差し」としての空爆は、第一次世界大戦や日本空爆、朝鮮空爆などを経て、いかに変容し、遠隔爆撃ドローンや現在の戦争における空爆の眼差しへと至ったのか。ウクライナ侵攻まで一貫してつながる「メディア技術としての戦争」を問い直す。
[出版社より]


著 者|吉見俊哉
出版社|岩波書店[クリティーク社会学]
定 価|2,300円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|266

ISBN|9784000271776
初 版|2022年08月


Contents
序章  アイ・イン・ザ・スカイ――アフガニスタン上空
二〇二一年八月、アメリカの敗戦/高度化した「アメリカ的空爆様式」/アイ・イン・ザ・スカイ/メディアとしての空爆――俯瞰する眼と観察者/本書の位置づけと構成

第1章  日本空爆――上空からの眼差しの支
上空から東京を焼き尽くす/B29という巨大プロジェクト/写真偵察機F13からの視線/日本列島はB29空爆の実験場/「上空からの眼差し」の発達 ――気球と飛行船/空からの植民地主義とドゥーエ・テーゼ/日本軍の中国都市への無差別爆撃/「空の帝国」と〈戦争=映像〉の視覚/路上に転がる無数の焼死体/路上の死体は語ることができるか?

第2章  空爆の冷戦、そしてポスト冷戦
東京から平壌へ――朝鮮戦争と空爆/ベトナム戦争と空爆/巨大爆撃機と森のゲリラ戦/未来を予測する空爆システム/湾岸戦争と「ポルノグラフィックな監視」/軍事における革命?――植民地主義は終わらない

第3章  メディアとしてのドローン爆撃
カミカゼ・ドローンの跳梁跋扈/ドローンの歴史を振り返る/アメリカの「カミカゼ」/「カミカゼ」は、いつ始まったのか?/テレビジョンとしての攻撃型ドローン/対日戦争への攻撃型ドローン投入/安全な場所からの帝国主義戦争/〈銃〉と〈眼〉のメディア論的結合

第4章  空爆という上演――眼差しとふるまい
「自爆」としての「カミカゼ」/特攻兵という爆弾の〈眼〉/空爆する帝国 自爆する野蛮/遠くから眺める――眼差しの帝国/地下への潜伏とカモフラージュ/空爆する眼 見ることの権利/再び、路上の死体は語ることができるか?

終章  プーチンの戦争――モバイル時代と帝国の亡者
プーチンの戦争 帝国への妄執/「スパイ」と「俳優」の間にあるもの/ヴィリリオの誤算?/高さの遠近法とデータの遠近法

 文献
 解説――眼差しのテクノロジーの臨界を描く……北田暁大

 あとがき


Author
吉見俊哉 Shunya Yoshimi
1957年生まれ.東京大学大学院情報学環教授.著書に『都市のドラマトゥルギー──東京・盛り場の社会史』(河出文庫,2008年),『博覧会の政治学──まなざしの近代』(講談社学術文庫,2010年),『視覚都市の地政学──まなざしとしての近代』(岩波書店,2016年),『平成時代』(岩波新書,2019年),『大学は何処へ──未来への設計』(岩波新書,2021年),『東京復興ならず──文化首都構想の挫折と戦後日本』(中公新書,2021年)など.

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