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今を生きる人類、必読。社会経済のレジリエンスを高めるための、世界共通の基礎知識を生態学者が語る。
人類のさまざまな活動は、「人新世」と呼ばれる新たな地質年代を地球にもたらした。その影響を世界規模で考え、持続可能な社会を維持するには、人間と自然を一体として捉える思考、ニュー・エコロジー(新しい生態学)が必要だ。社会経済のレジリエンスを高め、人類が「思慮深い管財人」として自然と向き合うための必読書。
[出版社より]
著 者|オズワルド・シュミッツ
訳 者|日浦勉
出版社|岩波書店[岩波新書]
定 価|880円+税
判 型|新書判
頁 数|246
ISBN|9784004319221
初 版|2022年03月
Contents
日本語版への序文
まえがき――人新世の科学
第1章 持続可能性への挑戦
第2章 種と生態系の価値
第3章 生物多様性と生態系機
第4章 飼い馴らされた自然
第5章 社会―生態システム思考
第6章 驕りから謙遜へ
第7章 人間による人間のための生態学
第8章 生態学者とニュー・エコロジー
訳者あとがき
原注
文献一覧
Author
オズワルド・シュミッツ Oswald J. Schmitz
イエール大学環境学部教授.ミシガン大学自然資源学部で学位取得.イエール大学環境学部助教,准教授を経て現職. 専攻―群集生態学. 著書―Resolving Ecosystem Complexity(Princeton University Press 2010), Ecology and Ecosystem Conservation(Island Press 2007).
Translator
日浦 勉 Tsutomu Hiura
東京大学大学院農学生命科学研究科(生圏システム学専攻)教授. 専攻―森林生態学,群集生態学.
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