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少年が来る

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1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。
[出版社より]


著 者|ハン・ガン
訳 者|井出俊作
出版社|クオン[新しい韓国の文学]
定 価|2,500円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|280

ISBN|978-4-904855-40-9
初 版|2016年10月


Contents
一章 幼い鳥                   
二章 黒い吐息                  
三章 七つのビンタ                
四章 鉄と血                   
五章 夜の瞳                   
六章 花が咲いている方に             
エピローグ 雪に覆われたランプ          
訳者あとがき


Author
ハン・ガン 한강 / Han Kang
1970年韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業。1993年季刊「文学と社会」に詩が、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇にデビューした。現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授。『菜食主義者』で、韓国で最も権威ある文学賞、李箱文学賞を受賞、また2016年国際的に権威ある文学賞の1つマン・ブッカー賞国際賞を受賞。その他の作品に、短編集『麗水の愛』『私の女の実』、長編小説『黒い鹿』『あなたの冷たい手』『風が吹いている、行け』、散文集に『そっと静かに歌う歌』『愛と、愛を取りまくもの』などがある。小説のほかに、絵本『雷小僧、天女稲妻、小僧天女』、大人のための童話『涙の箱』『わたしの名前は太陽花』などがあり、童話の翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。

Translator
井手 俊作 Shunsaku Ide
1948年、福岡県生まれ。1974年、早稲田大学政治経済学部卒。新聞社勤務を経て2009年に韓国文学作品の翻訳を始める。訳書に崔仁浩の小説集『他人の部屋』と小説『夢遊桃源図』。

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