石の扉 キャリントン中・短篇集
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石の扉 キャリントン中・短篇集

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シュルレアリスム×メキシコ魔術。

エルンストと出会いシュルレアリストになり、メキシコに渡り独自のシュルレアリスムを発展させたキャリントン。「〈石の扉〉よ、私を通して、外に出して」とリフレインする少女――。占星術・錬金術・魔術が渾然となり、死者の国からハンガリー王を探す魂の遍歴の壮大なメタフィクション「石の扉」ほか、不気味で、残酷で、夢、ブラック・ユーモアの奇妙な世界20篇。

短篇集『七頭目の馬』の戯曲を除く全篇に、「砂の駱駝」「グレゴリー氏の蝿」「ジェミマと狼」を付加し、抄録の「石の扉」を完全版とした日本版オリジナル編集。13篇は本邦初紹介。読み応えある詳細解説65頁、キャリントンの挿絵5葉添え。
[出版社より]


著 者|レオノーラ・キャリントン
訳 者|野中雅代
出版社|国書刊行会[シュルレアリスム叢書]
定 価|3,800円+税
判 型|四六判/上製・筒函入
頁 数|448

ISBN|978-4-336-07706-6
発 行|2025年04月


Contents
彼らが丘の斜面を駆けたとき
三人の猟師
鳩よ、飛べ!
シリル・ド・ガンドル氏
悲しみにうちひしがれて
姉妹
白兎たち
待ちながら
七頭目の馬
中性の男
私の母は牛です
私のフランネルのニッカーズ
製薬業創始法
エト・イン・ベリクス・ルナルム・メディアリス
幸福な死体の物語
メキシコのお伽噺
グレゴリー氏の蠅
砂の駱駝
ジェミマと狼
石の扉

解説「作家レオノーラ・キャリントン」野中雅代


Author
レオノーラ・キャリントン Leonora Carrington
1917-2011。イングランド生まれ。パリ、メキシコで活躍した画家、彫刻家、小説家。マックス・エルンストとの出会いからシュルレアリスム運動に参加。アンドレ・ブルトン編『黒いユーモア集』にも短篇(コント)が収録される。エルンストとの別れに精神的危機を迎えるが、メキシコ移住後はシュルレアリスムに魔術的な世界が融合し、独自の世界を展開。絵画はもちろん、不気味で、残酷で、ブラック・ユーモアに満ちた短篇・小説の人気も高い。小説の邦訳に『「美妙な死体」の物語』(月刊ペン社)、『恐怖の館』『耳ラッパ』(工作舎)がある。

Translator
野中雅代  Masayo Nonaka
比較文学・文化研究者。美術史家。「レオノーラ・キャリントン展」(東京ステーション・ギャラリー他)、「レメディオス・バロ展」(神奈川県立美術館他)、「フリーダ・カ―ロとその時代」展(Bunkamuraザ・ミュージアム他)立案・監修。メキシコ国立近代美術館招聘キュレーター。著書に『レオノーラ・キャリントン』(彩樹社)、Alan Glass (Turner)、Remedios Varo: The Mexican Years (Editorial RM)、共著にFrida Kahlo: Her Photos (Editorial RM)他、翻訳書に『恐怖の館』『耳ラッパ』(工作舎)、『夢魔のレシピ』(工作舎)、『アステカの歌』(編訳、青土社)、詩画集『クリスマスの歌』(共訳、GCプレス)がある。
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