加藤治郎アンソロジー1
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ひとしきりノルウェーの樹の香りあれベッドに足を垂れて ぼくたち

『加藤治郎アンソロジー』シリーズの第一弾! 未来への3歌集『サニー・サイド・アップ』『マイ・ロマンサー』『ハレアカラ』が一冊に。

「『サニー・サイド・アップ』の出版は一九八七年。(中略)短歌という伝統詩が生まれ変わってゆく、その最初の動きを感じさせる象徴的な一冊だった」——穂村弘 解説より。

加藤治郎の第一歌集『サニー・サイド・アップ』、第二歌集『マイ・ロマンサー』、第三歌集『ハレアカラ』に加え、岡井隆、春日井建、井辻朱美、荻原裕幸の書評を再録。解説は、穂村弘が書き下ろし。山本浩貴(いぬのせなか座)は、制作ノートを綴る。

◎自選5首
ほそき腕闇に沈んでゆっくりと「月光」の譜面を引きあげてくる
荷車に春のたまねぎ弾みつつ アメリカを見たいって感じの目だね
たぶんゆめのレプリカだから水滴のいっぱいついた刺草(いらくさ)を抱く
にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった
外苑の雪に埋(う)もれた猫の目のうすあおければまた歩きだす
[出版社より]


著 者|加藤治郎
出版社|書肆侃侃房
定 価|2,300円+税
判 型|四六変形判/並製
頁 数|364

ISBN|978-4-86385-699-8
発 行|2025年11月


Contents
『サニー・サイド・アップ』1987
『マイ・ロマンサー』1991
『ハレアカラ』1994

批評再録
岡井隆 『サニー・サイド・アップ/マイ・ロマンサー 加藤治郎歌集(2in1シリーズ)』解説
春日井建 口語のかおる部屋のサニー・サイド・アップ 
井辻朱美 誠実なハードボイルドー外界に対する清潔なセンサーという主体
荻原裕幸 この世はすべて短歌である 加藤治郎『マイ・ロマンサー』

穂村弘 解説 加藤治郎の登場の頃

山本浩貴(いぬのせなか座)「加藤治郎アンソロジー」制作ノート―詩型融合、レイアウト、そして芸術諸ジャンルに向けた「詩歌」の「救出」へ


Author
加藤 治郎 Jiro Kato
1959 年、名古屋市に生まれる。1983 年、未来短歌会に入会、岡井隆に師事する。1986 年「スモール・トーク」にて第29回短歌研究新人賞。1988 年『サニー・サイド・アップ』にて第32 回現代歌人協会賞。1999 年『昏睡のパラダイス』にて第4 回寺山修司短歌賞。2024年、愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。毎日歌壇選者。未来短歌会選者。
歌集に『ニュー・エクリプス』『環状線のモンスター』『雨の日の回顧展』『しんきろう』『Confusion』『海辺のローラーコースター』など。歌書に『TKO』『ゆめのレプリカ』『短歌レトリック入門』『うたびとの日々』『岡井隆と現代短歌』など。
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