現代ストリップ入門
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現代ストリップ入門

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第二次大戦後すぐに生まれ、長い歴史の中でたえず変容してきたストリップが、近年また新たな角度から注目を集めている。2010年代半ばから女性観客が増加したことをきっかけに、老若男女が身体表現を多様な価値観で楽しむ文化として、ストリップはリバイバルを遂げるに至った。ジェンダーやセクシュアリティをめぐる今日的な問題意識とも共振しつつ、より多様で流動的なエロスをめぐるライブ・パフォーマンスとして、性別や世代を問わず広い層に注目されるようになったのだ。

本書は座談会、インタビュー、論考、ルポ、エッセイ、漫画などによって、ストリップの現在を多様な視点から掘り下げる。現代のストリップには一体どのような魅力があり、またそれはどのように語ることができるのか? 編者は、コンテンポラリーダンスから民俗芸能まで幅広く舞踊に精通する研究者の武藤大祐と、女性が中心となって作るストリップ同人誌『イルミナ』の編集を手掛ける夏堀うさぎ。まだストリップを見たことがない人も、もうハマっている人にも楽しめる、絶好の入門書。

◎踊り子の宇佐美なつ、翼裕香、牧瀬茜に現場の声を聴く。カラー口絵も収録
◎近年の新展開、身体の政治、他の芸能ジャンルとの関係など、論点を網羅
◎日本ストリップ史概説、年表、読書案内、用語集など資料も充実
[出版社より]


編 著|武藤大祐・夏堀うさぎ
出版社|書肆侃侃房
定 価|2,300円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|364

ISBN|978-4-86385-705-6
発 行|2025年10月


Contents
はじめに(武藤大祐)
用語集

第1部 新しいコンテクスト

宇佐美なつ×夏堀うさぎ×武藤大祐座談会「ストリップは止まらない」
菜央こりん「ストリップの効用」
山中千瀬「大丈夫な光」
池田智恵「私たちは自分自身を発見する──ストリップを語る言葉について」
武藤大祐「ストリップ概説──現在・過去・未来」
渡邉千尋「純粋ではありえないことの悦び──浅葱アゲハと生のメタモルフォーゼ」

第2部 現場に即して

翼裕香インタビュー「エロに対して真剣なんですよ」
吉田真紀「ストリップ・ストーリーズ──A級小倉劇場の人々」
にっしーインタビュー 「行ってなんぼ、通ってなんぼ」
牧瀬茜インタビュー 「行けるところまで行こうかな」
結城敬介「ストリップ・言葉・感動」

第3部 より広い視野で

船曳建夫×夏堀うさぎ対談「裸のキラキラ、非武装の笑顔──ストリップとセクシュアリティ」
ケイトリン・コーカー「踊り子の身体は何をなしうるのか──近年の女性観客と往年の男性観客が見る夢」
下野歩「「女・女・女」の幸福──ストリップと日本の諸芸能」
上岡磨奈「ストリップにおける「アイドル」の読み方──並べ重ねられる意味を探る」
武藤大祐「世界舞踊史における日本のストリップ──探究としてのエロティシズム」

日本ストリップ年表
読書案内
あとがき(夏堀うさぎ)


Editor
武藤 大祐 Daisuke Muto
1975年生まれ。群馬県立女子大学文学部教授(舞踊学・美学)。ダンス批評家。共著『バレエとダンスの歴史』(平凡社、2012年)、論文「ストリップ劇場の論理とCOVID-19」(吉田ゆか子・増野亜子編『コロナ下での芸能実践』、春風社、2025年)、“Choreography as Meshwork”(T. DeFrantz and P. Rothfield eds., Choreography and Corporeality, Palgrave Macmillan, 2016)など。ストリップ劇場ではたいてい飲酒している。

夏堀 うさぎ Usagi Natsuhori
1989年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2000年代半ば、初めて同人誌を作る。2014年8月、ストリップに出会う。ストリップと社会と私を考えるZINE『イルミナ』を2019年に立ち上げ、ほぼ半年に1 号のペースで発行中。かぶり席がとにかく好き。
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