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コロナ後の舞台芸術はどうなる?
ライブパフォーマンスは、距離の法則に支配されている。認知科学によって「舞台」と「客席」の意味を再定義し、「客の盛り上がり」と「距離」の関係を検証。次世代エンターテインメントの創出につなげる一考察。
[出版社より]
著 者|野村亮太
出版社|dZERO
定 価|1,800円+税
判 型|四六判・並製
頁 数|144
ISBN|978-4-907623-39-5
初 版|2021年02月
Contents
序 章:距離の法則による支配
第一章:舞台と客席との距離――境界はなぜ必要か
第二章:客と客との距離――伝播する集合的感情
第三章:劇場空間と感情同期――観客の盛り上がりは何で決まるか
終 章:新たな客席のあり方と劇場認知科学
Author
野村 亮太 Ryota Nomura
認知科学者、数理生物学者、早稲田大学人間科学学術院准教授。1981年、鹿児島県に生まれる。九州大学大学院で人間環境学府行動システムを専攻し、2008年、期間を短縮して修了。2018年、東京理科大学大学院工学研究科経営工学専攻修了。博士(心理学)、博士(工学)。2020年4月より早稲田大学人間科学学術院にて劇場認知科学ゼミを主宰。大学時代は落語研究会に所属し、研究者となってからは、認知科学の手法で落語を追究しつづけている。著書に『プログラミング思考のレッスン』(集英社新書)、『やわらかな知性 認知科学が挑む落語の神秘』(dZERO)、共監訳に『ユーモア心理学ハンドブック』(ロッド・A・マーティン著、北大路書房)などがある。
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