人種とスポーツ——黒人は本当に「速く」「強い」のか
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人種とスポーツ——黒人は本当に「速く」「強い」のか

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オリンピックの陸上男子100m決勝で、スタートラインに立った選手56人は、ここ30年すべて黒人である。陸上以外の競技でも、彼らの活躍は圧倒的に見える。だが、かつて彼らは劣った「人種」と規定され、スポーツの記録からは遠い所にあった。彼らは他の「人種」に比べ、本当に身体能力が優れているのか——。本書は、人種とスポーツの関係を歴史的に辿り、最新の科学的知見を交え、能力の先天性の問題について明らかにする。
[出版社より]


著 者|川島浩平
出版社|中央公論新社[中公新書]
定 価|840円+税
判 型|新書判/並製
頁 数|256

ISBN|978-4121021632
発 行|2012年05月


Contents
序章 黒人と身体能力―生まれつき優れているのか
第1章 「不可視」の時代―南北戦争以後~二〇世紀初頭
第2章 人種分離主義体制下―二〇世紀初頭~一九二〇年代
第3章 「黒人優越」の起源―身体的ステレオタイプ成立と一九三〇年代
第4章 アメリカンスポーツ界の人種統合―すべてはベースボールから始まった
第5章 台頭から優越へ―メダル量産と黒人選手比率の激増
第6章 水泳、陸上競技と黒人選手―「黒人」としての特質なのか
終章 「強い」というリアリティ―歴史、環境、多様性


Author
川島 浩平 Kohei Kawashima
1961(昭和36)年東京都生まれ。85年筑波大学第二学郡比較文化学類卒業。87年米国ブラウン大学大学院史学部入学。92年ブラウン大学大学院より博士号取得。共立女子大学研究助手などを経て、98年武蔵大学人文学部助教授、2003年より武蔵大学人文学部教授。専攻アメリカ研究。著書『都市コミュニティと階級・エスニシティ』(御茶の水書房、2002年)アメリカ学会・清水博賞。
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