やさしいせかい[新版]
¥1,300 ($8.20)
ひっくり返らないようふところに温めて
ふるえながら生きていこうとするのと
私には、どちらかえらべるだろうか
*
人はどうして、こんなにも人にやさしくできるのだろう?
人はどうして、こんなにも人にやさしくないのだろう?
真逆にみえることが同時に起こるこの世界で、どう生きていったらよいのだろう?
やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいがほんとうはどんなせかいを望んでいたのかの告白をのこしておくために書き下ろした31の掌篇が、新版となって刊行。
[著者より]
著 者|関根愛
表紙/挿絵|mochida ancoro
ブックデザイン|Cat 佐藤 翔子
定 価|1,500円
判 型|117*159mm/並製
頁 数|107
初 版|2024年07月[第三刷]
Contents
まえがき 新版に寄せて
Ⅰ
巣鴨の家で
喫茶チェーンで
真夜中の手まえで
はじめてのひとり暮らしで
てがみで
叔父の家で
ご近所で
エチオピアレストランで
宅急便で
受話器のむこうで
三年六組で
渡り廊下で
因島で
診察室で
友人の部屋で
教授室で
てがみで Ⅱ
高級マンションで
マルシェで
芸能事務所で
四月の台湾で
べつの人生で
五反田のレストランで
Ⅱ
集団生活で
ピンクいろの壁のいえで
爪で
とおい時間で
テレビで
海のむこうで
このせかいで
あとがき
Author
関根 愛 Megumi Sekine
文筆家。映像制作者。十年間、俳優として活動。
https://note.com/sekinemegumi