憶えている人 vol.1
¥1,400 ($8.84)
たくさん憶えているということだ
✴︎
あれはどうしてそうだったろう
あの人にとって、人生は何だろう
夜になると光る星とおなじに
暗いときに光るものが人生にある
小さくて、こたえのない
とるにたらないことにほど宿るその光を
いつまでも憶えている
ー
葬儀の配膳、牛乳屋の営業、じいさんの家の掃除人と話し相手、都心のタワマン受付、幼い三兄弟のシッター..etc
『憶えている人』は、俳優時代の10年間を中心に経験した33のアルバイトから印象的だったものと、そこで出会った人たちとの"一瞬"をとらえたエッセイ集。
人生を変えるような出会いより、とるに足らないかもしれないささいな出会いのほうを、いつまでも憶えている。何も引かないし足さない、何も変えない、あるだけそのままの出会いだからこそ、消えないで胸のうちに生きている。
[著者より]
著 者|関根愛
ブックデザイン|Cat 佐藤翔子
定 価|1,700円
判 型|177*110mm/並製
頁 数|83
初 版|2024年10月[第2刷]
Contents
西太子堂の爺さん
配膳の花本さん
葬儀会社のG
コンビニの夏井さん
豚骨ラーメン屋の人たち
メキシコ料理屋の人たち
世田谷のみどりさん
六本木のバーの人たち
不動産屋の安田さん
リゾートホテルのお局と沢田さん
高層マンションの人たち
研修講師の佐々木さん
展示会の才田さん
Author
関根 愛 Megumi Sekine
文筆家。映像作家。これまで『やさしいせかい』『ひとりでいく』『憶えている人』などのリトルプレス、初の短編集『青い靴をはいて歩く』を刊行。上智大学英語学科在籍中から十年間、俳優として活動。
https://note.com/sekinemegumi