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お砂糖とスパイスと爆発的な何か

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「ポップでシャープでフレッシュ!フェミニズム批評とは、男女問わず世界の見方を何倍にも豊かにしてくれる超強力なツールであり武器なのだということを、この快著は教えてくれる」
——ライムスター宇多丸[ラッパー/ラジオパーソナリティ]

フェミニストの視点で作品を深く読み解けば、映画も演劇もこんなにおもしろい。
自由に批評するために、自らの檻をぶち壊そう!
映画と演劇を年に200本観るシェイクスピア研究者によるフェミニスト批評絶好の入門書。
ウェブサイト「wezzy」の人気連載、待望の書籍化!

<登場する作品> 
『ワンダーウーマン』『ゲーム・オブ・スローンズ』『ナチュラルウーマン』『わたしを離さないで』『華麗なるギャツビー』『アナと雪の女王』『ファイト・クラブ』『バベットの晩餐会』『嵐が丘』『すばらしい新世界』『タンジェリン』『フェミニジア』『キングスマン』『ダウントン・アビー』ほか

<登場する人物> 
ヴァージニア・ウルフ、エマ・ワトソン、マーガレット・サッチャー、バズ・ラーマン、マーガレット・アトウッド、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェほか

<ゆるめのコラム収録!>
・初任給とヴァージニア・ウルフ
・バーレスクを見にいってみよう
・北米のシェイクスピア祭り
・フェミニストの洋服えらび
・『ダウントン・アビー』と女性参政権運動

「ただ「面白かったー」がなんとなく物足りなくなってきて、もう一歩、深く楽しんだり、調べたり、理解したいな……と思う時に必要なのが「批評」です。(……)私は不真面目な批評家なので、批評を読んだ人が、読む前よりも対象とする作品や作者をもっと興味深いと思ってくれればそれでいいし、それが一番大事な批評の仕事だと思っています」(まえがきより)

「イギリスの有名なミステリ作家G・K・チェスタトンの短編「青い十字架」に、「犯罪者は創造的な芸術家だが、探偵は批評家にすぎない」という有名な言葉があります。たしかに、批評家はテクストを犯罪現場みたいに嗅ぎ回り、犯罪者、つまり芸術家がばらまいた手がかりを見て、ヘマを探し出そうとやっきになる探偵で、あまり独創性がないかもしれません。でも、この本に登場したミス・マープルのような名探偵は、何が何だかわからないカオスから正しいものを救い出してくるヒーローです。私は批評家にすぎませんが、ミス・マープルと同じような仕事だと言われるならばそれは光栄です」(あとがきより)
[出版社より]


著 者|北村紗衣
出版社|書肆侃侃房
定 価|1,500円+税
判 型|四六判
頁 数|240

ISBN|978-4-86385-365-2
初 版|2019年6月


Contents
まえがき 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門

Chapter1 自分の欲望を知ろう
さよなら、マギー―― 内なるマーガレット・サッチャーと戦うために
バーレスクってなんだろう? 
腐女子が読む『嵐が丘』―― 関係性のセクシーさを求めて
檻に入っているのは、犬じゃなくて私―― ヴァージニア・ウルフ『フラッシュ』 
女はなぜ悪い男にばかり引っかかるのか? ―― 『西の国のプレイボーイ』に見る良い男、悪い男 

〈コラム1〉初任給とヴァージニア・ウルフ 

Chapter2 男らしさについて考えてみよう
キモくて金のないおっさんの文学論―― 『二十日鼠と人間』 と『ワーニャ伯父さん』
アメ車、男たちの絆、この惑星最後の美しき自由な魂―― 『バニシング・ポイント』 
対等な女を怖がる男たち―― 男の幻想に逆襲する喜劇『負けるが勝ち』
プリンセスは男のロマン! ―― 映画に出てくるお姫様と男たち 
ロマンティックな映画としての『ファイト・クラブ』

〈コラム2〉バーレスクを見にいってみよう 

Chapter3 ヒロインたちと出会おう
シェイクスピア劇の魅惑のヒロイン、無限に変化する女王クレオパトラ
世紀末の悪女? 自己実現のため戦うヒロイン? ゲイのアイコン? ―― オスカー・ワイルドの『サロメ』 
べ、別にあんたのためにツンデレを分析してるわけじゃないんだからね! ―― シェイクスピア『十二夜』を考える 
ディズニーに乗っ取られたシンデレラ―― 民話の変貌をたどる
理想宮か、公共彫刻か? ―― 『アナと雪の女王

〈コラム3〉北米のシェイクスピア祭 

Chapter4 わたしたちの歴史を知ろう
女の子がムラムラしてはいけないの? イギリス文学における女と性欲 
「#女性映画が日本に来るとこうなる」の「女性映画」ってなに? ―― 変わりゆく女たちの映画 
女性映画としてのトランスジェンダー女子映画―― 『タンジェリン』と『ナチュラルウーマン』 
読書会に理屈っぽい男は邪魔? 女性の連帯を強める読書会の歴史を探る 
ミス・マープルは何でも知っている―― 変わりゆくアガサ・クリスティの世界 

〈コラム4〉フェミニストの洋服えらび 

Chapter5 ユートピアとディストピアについて考えよう 
愛の理想世界における、ブス―― 夢見るためのバズ・ラーマン論 
隠れたるレズビアンと生殖―― 『わたしを離さないで』 
父の世界からの解放―― 「フェミニスト的ユートピア」を描いた『バベットの晩餐会』 
「女だけの街」を考える 
女は自由な社会の邪魔者なの? ―― ディストピアSFの性差別 

〈コラム5〉『ダウントン・アビー』と女性参政権運動 

あとがき 批評家は探偵 

初出一覧 
参考文献 


Author
北村 紗衣 Sae Kitamura
1983年、北海道士別市生まれ。専門はシェイクスピア、フェミニスト批評、舞台芸術史。東京大学の表象文化論にて学士号・修士号を取得後、2013年にキングズ・カレッジ・ロンドンにて博士号取得。現在、武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち──近世の観劇と読書』 (白水社、2018)、訳書にキャトリン・モラン『女になる方法──ロックンロールな13歳のフェミニスト成長記』(青土社、2018)など。

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