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戯曲 小鳥女房

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都内のとあるマンションに結婚10年目の夫婦が暮らしている。
妻は自分を「籠の鳥」のように感じ、夫に別離を切り出すが相手にされない。ある日、同じマンションに住む主婦が、愛人だという17歳の少年を連れてやってきた。少年は「自分は女性の地位向上を目指す政治活動家だ」と語り、日本中の主婦を集めてテロ行為を計画中だと打ち明けるのだが……。DVD付き。
[出版社より]


「近代劇は、イプセンの『人形の家』をもって始まる。ヒロインのノラは、自分が、いや女たちが閉じ込められていたことに気づき、たったひとりで、「家」の「外」へ出た。長い、女たちの闘いの最初の狼煙だった。それから百数十年、劇場の中でも外でも、闘いは次の段階に達した。女たちは、自ら武器をとり立ち上がったのだ。その先頭に、千木良悠子がいる。彼女(たち)が撃つ、表現のマシンガン、そのことばの銃弾を浴びよ。そして、その先にある死と再生の物語を見つめよ」
——高橋源一郎


著 者|千木良 悠子
出版社|ポット出版プラス
定 価|1,500円+税
判 型|四六判・並製
頁 数|144 + DVD

ISBN|978-4-86642-007-3
発 行|2018年07月


Contents
第1場
第2場
第3場
第4場
第5場
第6場
第7場
第8場

演出ノート
 1 台本を使った稽古に入る前のワークショップ
 2 場面毎の演出(第1場~第8場)
 3 スタッフワーク(舞台美術、音響、衣装、映像、照明)

千木良悠子上演記録
あとがき


Author
千木良 悠子 Yuko Chigira
作家、演出家。慶應大学英米文学科在学中、短編小説「猫殺しマギー」を発表。以降、小説やエッセイ、ルポルタージュ等を多数執筆。また俳優として、劇団指輪ホテル等の舞台、映像に多数出演。2011年より自身が作・演出を担当する劇団「SWANNY」(スワニー)を旗揚げ。
著作に『猫殺しマギー』(産業編集センター)『青木一人の下北ジャングル・ブック』(ソニーマガジンズ)『だれでも一度は、処女だった。』(よりみちパン!セシリーズ)。

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