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エトセトラ VOL.5 私たちは韓国ドラマで強くなれる

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フェミニストが韓国ドラマを語り、フェミニズムで韓国ドラマを知る——¥。

韓国ドラマは一体なぜこんなにも私たちを熱くするのか? 数々の名ドラマが生まれてきた背景を探り、文化をアップデートしてきた女性たちのことばを聴く。進みつづける韓国ドラマに、私たちも続けるはず。
[編集部より]


責任編集|小山内園子・すんみ
出版社|エトセトラブックス
定 価|1,300円+税
判 型|A5判・並製
頁 数|128

ISBN|978-4-909910-12-7
初 版|2021年05月


Contents
特集 私たちは韓国ドラマで強くなれる

はじめに 小山内園子

[ 韓国ドラマの今 ]
・オ・スギョン「#MeToo運動後に韓国ドラマで描かれた女性の物語」(承賢珠訳)
・ファン・ギュンミン「進化するヒロインたち:韓国ドラマにおける女性像の変遷」

[ 読者アンケート ]
・あなたがフェミニズムを感じるドラマ

[ 韓国ドラマを知る ]
・韓国ドラマと韓国社会・女性史年表(作成:山下英愛)
・金香清「韓国ドラマの歴史を知るために――『砂時計』を振り返る」
・成川彩「視聴者の声に敏感な韓国のドラマ作り」
・木下美絵「飾らない、飾る必要もない、女性たちの結婚・出産ストーリー」
・韓国の女性たちが選ぶ〈両性平等メディア賞〉とは
・韓国ドラマの「企画意図」を読む

[ インタビュー ]
・チョン・セラン「『保健教師アン・ウニョン』について一問一答」
・山下英愛「韓国フェミニズム研究者が語る、ドラマと女性たちの結びつき」
・イ・ラン「固定観念をひっくり返してみたくて私はドラマをつくってきた」

[ 私が好きなドラマと台詞 ]
・松田青子✕『ハイエナ』
・小林エリカ✕『愛の不時着』
・今井亜子✕『椿の花咲く頃』
・アンティル✕『宮廷女官チャングムの誓い』
・温又柔✕『愛の不時着』
・金承福✕『美しき人生』

[ コラム ]
・河野真理江「『メロ』と『悪女』――韓国宮廷時代劇についての覚書」
・西森路代「韓国ドラマのビジュアルは、なぜ日本でラブコメ風になってしまうのか」

[ 対談 ]
・田房永子✕柚木麻子「私たちは日本のドラマでも強くなれる?」

[ 編集部座談会 ]
変化し続ける韓国ドラマにこれからもついていきます!

おわりに すんみ


[ 連載 ]
・編集長フェミ日記  2020年11月〜2021年4月/小山内園子・すんみ
・新連載!  ふぇみで大丈夫 ナガノハル/vol.1:女は経済的自立で自由になるか?
・ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第3回:甲子園と女人禁制
・Who is she?  大橋由香子/第3回:乳を売る彼女
・LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子
・私のフェミアイテム 森本優芽
・NOW THIS ACTIVIST  津賀めぐみ
・etcbookshop通信

[ 寄稿 ]
・いちむらみさこ「感動ビジネスと家父長制組織のオリンピック・パラリンピック」
・岩川ありさ「呼びかけと応答――フェミニズム文学批評という革命」


Chief Editor
小山内 園子 Sonoko Osanai
1969年生まれ。東北大学教育学部卒業。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書に、姜仁淑『韓国の自然主義文学』(クオン)、キム・シンフェ『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』(竹書房)、チョン・ソンテ『遠足』(クオン)、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』(書肆侃侃房)、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある 女子サッカーが私に教えてくれたこと』(白水社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』(すんみとの共訳・タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(すんみとの共訳・筑摩書房)、カン・ファギル『別の人』(エトセトラブックス)がある。

すんみ
翻訳家・ライター。早稲田大学大学院文学研究科修了。訳書にキム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』(晶文社)、チョン・セラン『屋上で会いましょ う』(亜紀書房)、共訳書にリュ・ジョンフン他『北朝鮮 おどろきの大転換』(河出書房新社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェ ミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(筑摩書房)などがある。

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