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アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。
巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。
特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。
前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。
[編集部より]
発 行|浄土複合
定 価|1,300円+税
判 型|A5変型判・並製
頁 数|208
初 版|2022年04月
Contents
[巻頭座談会]
千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」
[レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス
・平倉圭「霊をコンポーズする」
・小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」
・髙松夕佳「本を形にするために」
・山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」
[小特集] プロトタイプとは何か?
・エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也)
・プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也)
・池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」
・古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」
[特集] 距離と創造性
・作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)|文・聞き手=吉田理紗
・アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)|文・聞き手=中村紗央里
・変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館|文・聞き手=原田遠
・「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ|文・聞き手=よるのふね
[座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」
・その場での旅――「余白」としての石碑たち|文=川名佑実
・砂遊びの記憶を集める。|文・聞き手=荒川弘憲
・武富健治 ロングインタビュー:時流との距離|文・聞き手=橋口亮介
[クロスレビュー]
・ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-
・ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋
・パンデミック下で作品を捉えなおす
・マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在
・イサム・ノグチ 発見の道
・Viva Video! 久保田成子展
[巻末レクチャー]
池田剛介「造形としてのライティングに向けて」
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