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動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある

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動物における諸問題を扱った伝説的な講演を編集したデリダ晩年の到達点。聖書や西洋哲学の動物観を考察、脱構築する。

一糸まとわぬ自分の姿を猫に見つめられた哲学者は、正当化不可能な、そして告白不可能な恥に襲われる――何が恥ずかしいのか、誰の前で裸なのか、と。

本書は、動物についての諸問題を扱った伝説的なコロックにおける講演と、補論として即興で語られたハイデッガー論を収録。自らの体験を「自伝」的語りとして差し出し、聖書や神話を分析しつつ〈動物〉をめぐるこまやかな考察を展開する。デカルト、カント、レヴィナス、ラカン、ハイデッガーの動物観を検証し、動物をロゴスが欠落した存在とみなして排除してきた哲学伝統の脱構築に向かう思考の挑戦。 エッセイ=福山知佐子。
[出版社より]


著 者|ジャック・デリダ
編 者|マリ=ルイーズ・マレ
訳 者|鵜飼哲
出版社|筑摩書房[ちくま学芸文庫]
定 価|1,600円+税
判 型|文庫判・並製
頁 数|448

ISBN|978-4-480-51087-7
初 版|2023年11月


Contents
1 動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある(続く)

3 ではもし動物が応答したら?



Author
ジャック・デリダ Jacques Derrda
1930-2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた。著書に『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『ヴェール』(シクスーとの共著)『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』ほか多数。

Translator
鵜飼 哲 Satoshi Ukai
1955年、東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修了後、パリ第8大学に留学し社会科学高等研究院のジャック・デリダのセミネールに通う。一橋大学名誉教授。著書に『いくつもの砂漠、いくつもの夜』ほか。デリダ、ジュネなどの翻訳も多く手掛ける。

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