火の精神分析
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火の精神分析

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火はなぜ人を魅了し、脅かし、夢見させるのか——。

プロメテウス・コンプレックスから炉端の夢想、性化された火、燃える水まで、神話、文学、夢想、宗教、科学史を自在に横断しながら、〈火〉に託された欲望と禁忌、人間の無意識と想像力の根源を照らし出す。

四大元素から詩的想像力を論じた哲学者の歩みは、ここに始まる。バシュラールの代表作、待望の復刊。
[出版社より]


著 者|ガストン・バシュラール
訳 者|前田耕作
出版社|平凡社[平凡社ライブラリー]
定 価|1,800円+税
判 型|B6変型判/並製
頁 数|304

ISBN|9784582770155
発 行|2026年06月


Contents
序論
第一章 火の尊敬 プロメテウス・コンプレックス
第二章 火の夢想 エンペドクレス・コンプレックス
第三章 精神分析と先史 ノヴァーリス・コンプレックス
第四章 性化された火
第五章 火の化学 誤った設問の歴史
第六章 アルコール=燃える水 ポンス=ホフマン・コンプレックス 自然燃焼
第七章 理念化された火 火と純粋性
結論

原註
訳註

英訳『火の精神分析』序文──ノースロップ・フライ

バシュラール抄
 睡蓮──クロード・モネ
 光の始源──マルク・シャガール
 風景の力学
 『セラフィタ』
 マラルメの夢想
 神話とはなにか──ポール・ディールの著書へのまえがき

訳者あとがき
解説──バシュラール詩学への誘い  橋爪恵子


Author
ガストン・バシュラール Gaston Bachelard
1884‐1962年。フランスの哲学者。フランス東部バル=シュル=オーブ生まれ。郵便局勤務や第一次世界大戦への従軍を経て学問の道に進み、1927年に学位を取得。ディジョン大学教授、のちソルボンヌ大学教授として科学史・科学哲学を講じた。代表作『新しい科学的精神』『科学的精神の形成』などで独自の科学認識論を展開し、科学哲学・20世紀フランス思想に大きな影響を与えた一方、『火の精神分析』『水と夢』『空間の詩学』『夢みる権利』など詩的想像力の研究でも業績を残した。

Translator
前田 耕作 Kosaku Maeda
1933‐2022。西南アジア文化研究者。名古屋大学文学部卒業。和光大学名誉教授、アフガニスタン文化研究所所長。1964年に名古屋大学アフガニスタン学術調査団の一員としてバーミヤンを訪れて以来、西アジア・中央アジア・南アジアの古代遺跡を広く調査。象徴図像学や史料解読を駆使して東洋・西洋の文化交流を研究した。
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