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ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち

¥ 1,485

中高年たちの恋と離婚、失業と抵抗。
絶望している暇はない。

EU離脱の是非を問う投票で離脱票を入れたばっかりに、残留派の妻と息子に叱られ、喧嘩が絶えないので仲直りしようと漢字で「平和」とタトゥーを入れたつもりが、「中和」と彫られていたおっさんの話……。

本を読むことを生きがいにしていたのに緊縮財政で図書館が子ども遊戯室の一角に縮小され、それでも諦めずに幼児たちに囲まれながら本を読むうち、いつしか母子たちに信頼されていくこわもてのおっさんの話……。

などなど、笑って泣ける21篇。
「みんなみんな生きているんだ、友だちなんだ」!

「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で青竹のようにフレッシュな少年たちについて書きながら、そのまったく同じ時期に、人生の苦汁をたっぷり吸い過ぎてメンマのようになったおっさんたちについて書く作業は、複眼的に英国について考える機会になった。二冊の本は同じコインの両面である。」(「あとがき」より)
[出版社より]


「世界でいちばん愛すべきおっさんたち(&おばさんたち)が、ここにいる。あんたら、最高すぎるんだけど……」
——高橋源一郎[小説家]

「イギリスの市井の人の魅力を引き立てるブレイディさんの愛と観察眼と筆力に心を丸ごと持っていかれた。一編一編が人情に満ちた極上のドラマ!」
——ヤマザキマリ[漫画家/随筆家]

「高みからレッテル貼ってるだけじゃわからない、厄介で愛おしい人生たち!」
——ライムスター宇多丸[ラッパー/ラジオパーソナリティ]

「イギリスというとジェームズ・ボンドとか、ベッカムとか、かっこいいイメージがあったけど、日本のおじさんとちょっと近いところがあって、登場人物にすごく親近感がわいた。僕らの年代的にもちょうどいい。名曲のパターンによくあるけど、本書は前作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』との両A面!」
——博多華丸[お笑い芸人]


著 者|ブレイディみかこ
出版社|筑摩書房
定 価|1,350円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|256

ISBN|9784480815507
初 版|2020年6月


Contents
はじめに おっさんだって生きている
第1章 This Is England 2018~2019
第2章 解説編 現代英国の世代、階級、そしてやっぱり酒事情
あとがき


Author
ブレイディみかこ
ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年、『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)で第十六回新潮ドキュメント賞受賞。2018年、同作で第二回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞候補。2019年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第七十三回毎日出版文化賞特別賞受賞、第二回Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞受賞、第七回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)受賞

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