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2024年、埼玉県立近代美術館と愛知県美術館で開催の「アブソリュート・チェアーズ」展図録。フランシス・ベーコンや岡本太郎、工藤哲巳など、美術作品における椅子の表現に着目。
[出版社より]
編 者|埼玉県立近代美術館・愛知県美術館
出版社|平凡社
定 価|3,000円+税
判 型|B5変形判/並製
頁 数|184
ISBN|9784582207354
発 行|2024年03月
Contents
【第1章】 美術館の座れない椅子
マルセル・デュシャン《自転車の車輪》
高松次郎《複合体(椅子とレンガ)》
竹岡雄二《マルセル・デュシャン「自転車の車輪」(1913)へのオマージュ》
草間彌生《無題(金色の椅子のオブジェ)》
岡本太郎《坐ることを拒否する椅子》
ジム・ランビー《トレイン イン ヴェイン》
【第2章】 身体をなぞる椅子
工藤哲巳《愛》
フランシス・ベーコン《Triptych(三連画)1974-77》《座れる人物》
ハンス・オプ・デ・ビーク《眠る少女》
アンナ・ハルプリン《シニアズ・ロッキング》
檜皮一彦《walkingpractice/CODE: Evacuation_drills[SPEC_MOMAS]》
【第3章】 権力を可視化する椅子
工藤哲巳《イヨネスコの肖像》
ジョージ・シーガル《ロバート&エセル・スカルの肖像》
クリストヴァオ・カニャヴァート(ケスター)《肘掛け椅子》
ダラ・バーンバウム《座らされた不安:放埒》《座らされた不安:酩酊》《座らされた不安 補遺:自閉症》
アンディ・ウォーホル《電気椅子》
ミロスワフ・バウカ《φ51×4, 85×43×49》
渡辺眸《東大全共闘 1968-1969》
シャオ・イーノン(邵逸農)& ムゥ・チェン(慕辰)《集会所―高塘》《集会所―西安・大興善寺》
【第4章】 物語る椅子
宮永愛子《waiting for awakening chair》
潮田登久子《マイハズバンド》
名和晃平《PixCell-Tarot Reading (Jan.2023)》
YU SORA《my room》
石田尚志《椅子とスクリーン》
【第5章】 関係をつくる椅子
オノ・ヨーコ《白いチェス・セット/信頼して駒を進めよ》
ローザス《Re: ローザス!》
ミシェル・ドゥ・ブロワン《ブラック・ホール・カンファレンス》(参考作品)《樹状細胞》
スッティー・クッナーウィチャーヤノン《ステレオタイプなタイ》
ダイアナ・ラヒム《インターベンションズ》
副産物産店《Absolute Chairs》《Absolute Chairs #02_roofbase Chair》
アブソリュート・チェアーズ(建畠晢)
アブソリュート・チェアーズ前史―19世紀後半のフランス絵画にみる椅子の諸相(佐伯綾希)
なぜ椅子はアーティストをも魅了するのか?―1960年代以降の椅子表現小史(鵜尾佳奈)
椅子―グウェン・ジョンとフランシス・ベーコンの場合(山口惠里子)
車椅子の再組成(木下知威)
[column]椅子が運びくるもの(木下知威)
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