発達障害者が旅をすると世界はどう見えるのか——イスタンブールで青に溺れる
¥979
・ウィーンの夜道を“反復”徘徊し、月面世界と接続する
・グラナダの“フロー体験”とヴァージニア・ウルフの『波』
・美しきソニアと村上春樹をめぐるマインドワンダリング
・カサブランカ――“砂塵の水中世界”とムーミン谷…etc.
奇跡の“ハイパートラベル当事者研究”がここに。
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ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)を併発した文学研究者が海外を旅すると、どんな世界が見えるのだろう?ウィーンの空港でモダンジャズのような音の洪水に満たされ、イスタンブールのモスクで無限の青に溺れる…。これまで50カ国近く旅してきた著者がつむぐ美しき当事者紀行。
[出版社より]
「単なる旅行記ではありません。この豊潤すぎる言葉とイメージの洪水に打たれて震えろ!」
——ブレイディみかこ[作家]
「横道さんの知性と“間違う力”に度肝を抜かれた!」
——高野秀行[ノンフィクション作家]
著 者|横道誠
出版社|文藝春秋[文春文庫]
定 価|890円+税
判 型|文庫版・並製
頁 数|320
ISBN|9784167923488
発 行|2025年03月
Contents
1 ゆらめく世界
永劫回帰する光景 ウィーン
コミュ障たちの邂逅 プラハ
誠 ベルリン ほか
2 うねる想像力の彼方へ
閃光に導かれて アテネ
廃墟の文体 ローマ
脱男性化 フィレンツェ ほか
3 あなたのとなりで異界が開く
新しい天使 ニューヨーク
星々 ロサンゼルス
黄金とエメラルド バンコク ほか
Author
横道 誠 Makoto Yokomichi
1979年大阪市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科研究指導認定退学。文学博士(京都大学)。現在、京都府立大学文学部准教授。専門は文学・当事者研究。本来はドイツ文学者だが、40歳で自閉スペクトラム症と注意欠如・多動症を診断されて以来、発達障害の当事者仲間との交流や自助グループの運営にも力を入れ、その諸経験を当事者批評という新しい学術的・創作的ジャンルに活用しようと模索している。