SOLD OUT
★4刷決定!
いま音楽を語るときに私たちが語ること──。
注目の論客たちがポップ・ミュージックの現在を多角的に論じた刺激的な連続講座、待望の書籍化!
〈music is music〉レクチャー・シリーズは、投資家/コンテンツ・プロデューサーのマスヤマコム(桝山寛)と音楽プロデューサーの牧村憲一のプロデュース、『文化系のためのヒップホップ入門』著者の大和田俊之のコーディネイトによって、2016年から18年にかけて東京・渋谷で開催されました。
登壇したのは、すぐれた耳とシャープな視点を持って音楽に取り組んでいるプロデューサー(冨田ラボ)、ジャズ作・編曲家(挾間美帆)、音楽学者(南田勝也、増田聡、細馬宏通、永冨真梨、輪島裕介、大和田俊之)、ライター/ジャーナリスト/評論家(柳楽光隆、渡辺志保)の実力派10人。
最新型のジャズ、アメリカのヒップホップ、ロック、ポップス、さらにはカントリーから東アジア圏のポップスまで、いまポピュラー音楽を語るとき、どんな言葉が可能なのか? 音楽体験への新しい扉をひらく10の講座へようこそ!
[出版社より]
編著者|大和田俊之
プロデューサー|マスヤマコム・牧村憲一
出版社|アルテスパブリッシング
定 価|1,900円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|344
ISBN|978-4-86559-215-3
初版|2020年02月
Contents
テクノロジーとアメリカ音楽 大和田俊之
オルタナティヴなジャズ史の試み 柳樂光隆
世代から見る「ロック」の50年 南田勝也
“録音された音楽”を聴くことの意味 冨田ラボ(冨田恵一)
ヒップホップ・シーンの裏側 渡辺志保
ラージ・アンサンブルの歴史と新展開 挟間美帆
音楽にとってパクリとはなにか? 増田聡
デヴィッド・ボウイの「Away」感覚 細馬宏通
カントリー・ミュージックの新潮流と多様性 永冨真梨
環太平洋・アジアから日本ポピュラー音楽史を見る 輪島裕介
Editor
大和田 俊之 Toshiyuki Owada
専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。現在、慶應義塾大学法学部教授。著書『アメリカ音楽史——ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社)で2011年、第33回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞。共著に『文化系のためのヒップホップ入門』(2011)、『同2』(2018)、『同3』(2019、以上アルテスパブリッシング)、『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』(花伝社、2019)、『村上春樹の100曲』(立東舎、2018)、『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版、2017)がある。1970年、神奈川県生まれ。
http://d.hatena.ne.jp/adawho/
http://twitter.com/adawho
Producer
マスヤマコム Hiroshi Masuyama
投資家、コンテンツ・プロデューサー。投資案件に映画『この世界の片隅に』、アプリ『スマートニュース』がある。また日本の音楽、飲食文化を助成する非営利社団法人MAMの代表理事を務める。助成先は挾間美帆CD『Dancer In Nowhere』、網守将平CD『パタミュージック』、牧村憲一の音楽・レクチャー制作『music ismusic』など。
https://mamjp.org/
牧村 憲一 Kenichi Makimura
ユイ音楽工房の設立に参加後、CM制作会社ONにて大滝詠一、山下達郎のCMを担当。フリー・プロデューサーとしては、大貫妙子、加藤和彦、竹内まりやらを手がけた。細野晴臣主宰のノンスタンダード・レーベルを経て、ポリスターレコードではフリッパーズ・ギターの制作、TRATTORIA、WITS(Z)、サラヴァの各レーベルのエグゼクティヴ・プロデューサーを兼務。共著『渋谷音楽図鑑』(太田出版)、単著『「ヒットソング」の作り方』(NHK出版)などの著書がある。現在、music is musicのプロデューサー、慶應義塾大学アート・センター訪問所員。
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