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暴力論

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いじめ、ハラスメント、性暴力、ヘイトクライム、テロ、戦争、原爆、ジェノサイド……。私たちの日常は、常に大小の「暴力」に曝されている。いったい何が暴力を起動させるのか――。

大江健三郎「政治少年死す」、大岡昇平「俘虜記」、柄谷行人「日本近代文学の起源」、武田泰淳「第一のボタン」、井伏鱒二「黒い雨」、奥泉光「石の来歴」、原民喜「夏の花」、ジョージ・オーウェル「1984年」、ジョナサン・リテル「慈しみの女神たち」など、内外の優れた文学に現れた「暴力」を緻密に追究することによって、闇に包まれたその根源へと迫っていく。群像新人賞評論部門優秀作を受賞しデビューした気鋭が真正面から挑む、力作評論。
[出版社より]


著 者|高原到
出版社|講談社
定 価|2,500円+税
判 型|四六変型判・上製
頁 数|338

ISBN|978-4-06-524450-0
発 行|2021年09月


Contents
第1部 暴力の発生
 テロリストが、生まれる——「セヴンティーン」「政治少年死す」試論
 暴力の二つのボタン——ジョージ・オーウェルと武田泰淳

第2部 暴力の爪痕
 日本近代文学の敗戦——「夏の花」と『黒い雨』
 歪められた顔、奪われた言葉——「原爆乙女」をめぐって

第3部 暴力の語り
 二つのフィリピン戦——大岡昇平と奥泉光における死者の顔
 虐殺の言語学『慈しみの女神たち』のナラティヴ


Author
高原 到 Itaru Takahara
1968年千葉県生まれ。京都大学文学部社会学科卒業。現在、予備校講師を務めながら、文芸誌を中心に旺盛な批評活動を続ける。

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