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特集 ブラック・マウンテン・カレッジ
2013年9月開催の、田中正之 × 林道郎 × 松浦寿夫による座談会、ブラック・マウンテン・カレッジ再考:失われつつある未来のために」の他に、山口庸子、齋藤 直子、原成吉、金子智太郎、沢山遼、松浦寿夫による書き下ろしテキストを掲載。 また、林道郎監修によるBMC年表(英文 一部和訳)を付録として追加。
田中信太郎氏への、林道郎、松浦寿夫、鷲見和紀郎によるロングインタビュー(2013年6月収録)を収録。
ロザリンド・クラウス「岩: ウィリアム・ケントリッジのプロジェクションのためのドローイング (1/2)」(城丸美香訳)、ハロルド・ローゼンバーグ「芸術と言葉」(桑田光平/桑名真吾訳)、ウィリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統 ④」(野田吉郎訳)等の翻訳も掲載となります。
[編集部より]
責任編集|松浦寿夫・林道郎
出版社|ART TRACE
定 価|2,500円+税
判 型|A5判
頁 数|266
初 版|2015年6月
Contents
[ 特集:ブラック・マウンテン・カレッジ ]
田中正之・林道郎・松浦寿夫 座談会「ブラック・マウンテン・カレッジ再考:失われつつある未来のために」
山口庸子 芸術共同体の夢と聖なる山──アスコーナ、バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ
齋藤直子 美的判断とチャンスの思想:デューイ、カベル、ケージ
原成吉 砦の最後──オルソン時代のブラック・マウンテン・カレッジとアメリカ詩
金子智太郎 磁気テープから演劇へ──ジョン・ケージ《ウィリアムズ・ミックス》
沢山遼 差異と関係──ジョセフ・アルバースとブラック・マウンテン・カレッジの思想
松浦寿夫 マザウェル断章──詩と絵画
田中信太郎インタビュー 聞き手:林道郎 松浦寿夫 鷲見和紀郎
ロザリンド・クラウス 岩:ウィリアム・ケントリッジのプロジェクションのためのドローイング 1/2(城丸美香訳)
ハロルド・ローゼンバーグ 芸術と言葉(桑田光平/桑名真吾訳 (解題 桑田光平))
ウイリアム・ルービン ジャクソン・ポロックと近代の伝統④(野田吉郎訳)
[ 特別寄稿 ]
奥村雄樹 そして静けさがおとずれる──河原温の《今日》
[ 連載 ]
佐藤雄一 リズモロジーの方へ③ ──セザンヌリズム 中
桑田光平 ジャコメッティと詩人たち(3)/空虚を抱く手(今、空虚)──ボヌフォワとジャコメッティ(2)
松浦寿夫 同時遍在性の魔(3)
林道郎 ポロックの余白に(3)
REVIEW
野田吉郎 実験工房の二つの評価基準
永瀬恭一 崩壊に開かれた未来 篠崎英介「one foot in the grave」 出口はよく分からないが入口ははっきりしている。/「囚われ、脱獄」展
多田由美子 美術小説Ⅲ「短編小説」
[ 付録 ]
ブラック・マウンテン・カレッジ クロノロジー
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