世代とは何か

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地球規模の危機を乗り越え、未来を確かなものにするために、わたしたちは何をすべきか——。

巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか?

ティム・インゴルド思想のエッセンスを総動員して語られる、希望の書。

「ティム・インゴルドは、私たちが直面している惑星規模の危機に対処するために、世代をめぐる考え方をひっくり返そうとします。そのために、複数の世代が祖先の道に沿ってともに生き、ともに働くことによって、自らと子孫たちにとっての未来を確かなものにするという失われてしまった考えを、私たちのうちに再び取り戻そうとするのです」(奥野克巳/訳者)
[出版社より]


「生者は死者と未来の他者を、同じテーブルに呼び集めて、対話しなければならない。」
——中島岳志(政治学者)


著 者|ティム・インゴルド
訳 者|奥野克巳・鹿野マティアス
出版社|亜紀書房
定 価|2,300円+税
判 型|四六判・並製
頁 数|242+カラー2頁

ISBN |978-4-7505-1858-9
発 行|2024年10月


Contents
日本の読者のみなさまへ
まえがき

第1章 世代と生の再生
 親子関係
 系譜学的モデル
 相続と持続性

第2章 人の生涯[ライフコース]をモデル化する
 年を取り、子をなす
 歴史の天使
 釣鐘曲線
 生と死

第3章 道を覚えていること
 薄層で覆われた地面
 過去からの道
 アーカイブからアナーカイブへ
 懐かしむこと

第4章 不確実性と可能性
 呪いを解く
 くぐり抜けながらおこなう
 注意の構造
 驚愕と感嘆

第5章 喪失と絶滅
 種のカタログ
 子をなすことの系譜
 人種と世代
 保全と、ともに生きること[コンヴィヴィアリティ]

第6章 人類を再中心化する
 人間を超えて、人間する[ヒューマニング]
 例外主義の告訴
 進歩と持続可能性
 群れとタービンについて

第7章 教育のやり方
 学究的な姿勢
 理性と応答可能性
 新しい人々、古いやり方
 知恵と好奇心

第8章 科学技術の後に
 STEMからSTEAMへ
 科学とアーツ
 デジタル化と手先仕事
 結び

解説に代えて
原注


Author
ティム・インゴルド Tim Ingold
1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。『ラインズ──線の文化史』(2014年、左右社)、『メイキング──人類学・考古学・芸術・建築』(2017年、左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』(2018年、フィルムアート社)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『生きていること』(2021年、左右社)、『応答、しつづけよ。』(2023年、亜紀書房)などがある。

Translator
奥野 克巳 Katsumi Okuno
立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者K』(2022年、亜紀書房)など多数。共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『応答、しつづけよ。』(2023年、亜紀書房)。

鹿野 マティアス Matthias Shikano
翻訳家・ライター。本業では、動物遺体を運ぶ特殊運搬業に携わる。将来は文化人類学者を目指している。

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