SOLD OUT
2011年3月の東日本大震災と福島第一原発事故以来、被災状況などを記録した数多くの写真が撮影されています。災害を記録するとはどういうことか、この度の震災は写真というメディアに多くの問いを投げかけています。
[編集部より]
発行|photographers’ gallery
発行責任|北島敬三
編集責任|米田拓朗
デザイン|纐纈友洋
定価|2800円+税
判型|B5判・並製
ページ数|328
ISBN|978-4-907865-18-4
刊行|2012年11月
Contents
伊藤俊治 『大正十二年九月一日 關東地方 大震火災記念寫真帖』解題 — “破局の時間”のモンタージュ
『大正十二年九月一日 關東地方 大震火災記念寫真帖』
『昭和九年七月 新潟土木出張所管内 直轄工事被害状况寫真』
『熱海線丹那隧道工事寫真帖』
平倉圭 断層帯を貫通する — 『熱海線丹那隧道工事寫真帖』
橋本一径 稲妻写真論
倉石信乃 ピクチャーへ — 災厄写真考
長谷見雄二 × 中谷礼仁 対談 災害の“ウラ”を読む — 東日本大震災と災害記録
豊島重之 Sigmund Freud/Symptomatic Future — フロイト、または、症候としての未来
岡村民夫 宮沢賢治と東北力
高橋しげみ 「港づくり」と「八戸づくり」 — 吉田初三郎の八戸市鳥瞰図から
久保仁志 高橋由一、〈似ている/似せる〉ことの論理 — 絵画を掘削せよ!
瀬戸正人 惜別 深瀬昌久 — 深瀬さん、向こう岸が見えますか?
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