SOLD OUT
〈絵画は二度死ぬ、あるいは死なない〉レクチャーシリーズを主宰しブックレットを刊行してきたアートトレースから、本格的な美術批評誌がついに創刊。
2011年8月24日 ART TRACE GALLERYにて開催された松浦寿夫×林道郎による対談記録、沢山遼による書き下ろしテキストの他、キャロル・C・マンクーシ=ウンガロ、マイケル・フリード、ウイリアム・ルービンの、ポロックに関する重要文献の初翻訳を掲載。
ロザリンド・クラウスが論じたサイ・トゥオンブリ論“The Latin Class”初翻訳も掲載。
責任編集|松浦寿夫・林道郎
出版社|ART TRACE
定 価|1,600円+税
判 型|A5判
頁 数|194
初 版|2011年11月
Contents
[特集]ジャクソン・ポロック
松浦寿夫・林道郎 対談「唯一にして多数のポロック」
沢山遼「ジャクソン・ポロック──隣接性の原理」
キャロル・C・マンクーシ=ウンガロ「ジャクソン・ポロック 対話としての応答」(近藤學 訳・解題)
マイケル・フリード「ジャクソン・ポロック」(松浦寿夫 訳・解題)
ウイリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統」(野田吉郎訳)
郷原佳以「透明人間の肉体、あるいは、模倣と接触――アポリネールと「絵画の起源」神話」
野田吉郎「「現代美術」を天秤にかける――中原佑介の抽象絵画論」
荒川徹「速度の風景──ガス・ヴァン・サント《ジェリー》とタイムラプス」
桑田光平「ジャコメッティと詩人たち(1) 『レフェメール』の誕生とジャコメッティ」
佐藤雄一「リズモロジーの方へ①――クレーリズム、あるいは未来のための離散性」
松浦寿夫「同時遍在性の魔(1)」
林道郎「ポロックの余白に(1)――コールマン、エヴァンス、ラファロ」
CRITICAL READING
ロザリンド・クラウス「ラテン語クラス――サイ・トゥオンブリについて」(井上康彦 訳)
REVIEW
永瀬恭一「世界を計測する方法:方眼紙と温室 展」「岡本太郎展を見ることの不可能性」
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。