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生きることの豊かさを見つけるための哲学

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頭で考えていても、人生の悩みは解決しない。

現代はストレス社会だと言われます。働き方改革が必要とされるくらいに皆が過労に悩み、あるいは人生が何となく満たされないという「生きづらさ」を抱えている人も多いようです。では、私たち現代人にとって、日々の幸せはどうしたら実現できるのでしょうか?

本書は、著者がこれまで研究してきた哲学・教育学・身体論を手掛かりに、生きることの豊かさを感じるためのヒントを探るものです。

西洋で生まれた近代合理主義は、科学を発達させ、私たちの生活を物質面で豊かにしました。その反面、近代人はいわゆる「頭でっかち」の状態になり、「悩み」という袋小路におちいりやすくなってしまいました。
そこで、本書ではデカルト以降の西洋近代の思想の流れを追うことで、その行きづまりの原因を探ります。そして、なぜ現代人にとって「身体感覚」を取り戻すことが重要かを、メルロ=ポンティの現象学的身体論や武士道、呼吸法などを参照して解き明かします。

身体を変えれば、この世界はこんなにも豊かに感じられる。実は、豊かさとは、すでに目の前に広がっているものなのです! 現代人のための「生き方の技法」を学べる一冊。
[出版社より]


著 者|斎藤孝
出版社|トランスビュー
定 価|1,600円+税
判 型|四六判
頁 数|240

ISBN|9784798701745
初版|2019年9月


Contents
第1章 生きることの豊かさを感じるために必要なこと
いつの時代も「憂き世」は変わらない?
「生きづらさ」の正体
世界の豊かさに気づく「技」
情報化社会が「初めて」の体験を奪う
面白さを五感を通して味わう
「遊び」と「笑い」という人間の本質
スポーツ観戦で起こる「身体の感情移入」
案内者の重要性
実は知られていない学校のすごさ
職業も身体感覚で選ぶ
誰も身体の使い方を教えてくれないという不満
身体的経験を通して豊かさを発見する
幸せのスイッチ
現代人は「頭でっかち」の状態
失われた日本人の身体性
人間中心の考え方をやめてみる

第2章 心と身体――西洋近代を追体験してみる
西洋近代を克服するために
われ思う、ゆえにわれあり
デカルトによる考え方の技化
自分の中に「近代的自我」を確立する
西洋哲学における身体の見直し
ニーチェが宣言した肉体の復権
芸術家は身体の声を聴く
人はこの世界をどのように認識しているのか
私にとってのリンゴと他人にとってのリンゴは違う?
世界を見ることは哲学であり、芸術である
身体と世界の出会い方
「習慣」を哲学的に考察すると
見ることは触れることと同じ
メルロ=ポンティから学んだ「スタイル」
「人生のスタイル」を見つけよう
「場の空気」とは「身体の状態感」のこと
「気分」は自分の中だけでなく、世界から生まれてくる
学校と監獄の共通点とは
権力者は身体を通して支配する
合理的思考だけでない理性を見出したレヴィ=ストロース
消費よりも浪費が経済の本質である

第3章 日本人は身体をどのように考えてきたか
武士の身体に学ぶ
武蔵が悟った「空」の境地
ブッダも呼吸で悟りを開いた
ヨガの本質を集約した二つのポーズ
道教における気の理論
禅の効用は、フレッシュな身体を持つこと
集中していながらリラックスしている状態
日常の中に禅を取り入れる方法
「上達」の意味
明治の立役者も心は武士だった
能に受け継がれる身体文化
野口整体――呼吸を通して身体の気をコントロールする
野口体操――身体を通して自己を意識する
呼吸と書いて「コツ」と読んだ勝海舟
「拠り所」をどこに求めればよいか

第4章 教育と生き方の技法
「論より身体」の教育学
教師の身体が変われば、教室が変わる――身体の関係性
関係主義的に考えることのメリット
目に見えない関係性をどのように変えるか
関係の中でこそ個人の価値は生まれる
企業の暗黙知と身体知の関係
心の中で二人の自分が戦っている
「身体のモード」を変えてみる
言葉は身体性と結びついている
世界そのものが感情的である
黙読中心となって失われたもの
食文化と身体性
失われた身体性を取り戻すには
自分が得意な「動詞」を見つける
語彙力の少なさは致命的
「あこがれていく身体」が人の本性
身体への関心の高まり
コミュニケーションも身体から


Author
小手川 正二郎 Shojiro Kotegawa
國學院大學文学部准教授。1983年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。専攻はフランス近現代哲学、現象学。現象学の観点から、性差・家族・責任などの問題に取り組んでいる。著書に『甦るレヴィナス―「全体性と無限」読解』(水声社)、共著に『フェミニスト現象学入門―経験から
「普通」を問い直す』(ナカニシヤ出版)、共訳書に『評伝レヴィナス― 生と痕跡』(慶應義塾大学出版会)など。

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