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ハバナ零年

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カオス理論とフラクタルを用いて、電話がキューバで発明された事実を証明せよ!?

1993年、深刻な経済危機下のキューバ。数学教師のジュリアは、世界で最初の電話がハバナで発明されたことを証明する、イタリア人発明家アントニオ・メウッチの重要な自筆文書の存在を知る。その文書をめぐって、作家、ジャーナリスト、そして元恋人までが虚々実々の駆け引きと恋を展開するが……。
キューバ出身の新鋭作家が、数学とミステリーの要素を巧みに織り込んで挑んだ代表作。
[2012年カルベ・ド・ラ・カリブ賞受賞作]
[出版社より]


原 書|Habana año cero
著 者|カルラ・スアレス
訳 者|久野量一
出版社|共和国

定 価|2,700円+税
判 型|菊変型判
頁 数|280
ISBN|978-4-907986-53-7
初 版|2019年2月


Author
カルラ・スアレス Karla Suárez
1969年、ハバナに生まれる。ハバナ工科大学卒業。小説家、電子工学者。1998年以降、ローマ、パリと移り住み、現在リスボン在住。長篇小説に、『沈黙』(1995、レングア・デ・トラポ賞受賞)、『旅する女』(2005)、『英雄の息子』(2016)がある(以上、未邦訳)。本邦初訳となる本書『ハバナ零年』(2012)で、カルベ・ド・ラ・カリブ文学賞およびフランス語圏島嶼文学賞を受賞。

Translator
久野 量一 Ryoichi Kuno
1967年、東京に生まれる。
東京外国語大学地域文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在は、東京外国語大学准教授。専攻は、ラテンアメリカ文学。
著書に、『島の「重さ」をめぐって――キューバの文学を読む』(松籟社、2018)、
訳書に、フアン・ガブリエル・バスケス『コスタグアナ秘史』(水声社、2016)、ロベルト・ボラーニョ『鼻持ちならないガウチョ』(白水社、2014)、同『2666』(共訳、白水社、2012)などがある。

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