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天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院、千人計画――。激動する国家にうごめく「秘密結社」を知らないで、どうやって現代中国がわかるのか?清朝に起源を持ちいまなお各国に存在するチャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、中国共産党の対外工作を担う「中国致公党」、カルト認定され最大の反共組織と化す「法輪功」。大宅壮一ノンフィクション賞作家が、「中国の壊し方」と「天下の取り方」に迫り、かれらの奇怪な興亡史を鮮やかに描き出す。
[出版社より]
著 者|安田峰俊
出版社|中央公論新社[中公新書ラクレ]
定 価|920円+税
判 型|新書判
頁 数|328
ISBN|978-4-12-150716-7
初 版|2021年02月
Contents
第一章 洪門と青幇の近現代史
第二章 現代中国の洪門「中国致公党」
第三章 世界の洪門
第四章 法輪功
第五章 全能神
第六章 新天地教会と新宗教たち
Author
安田 峰俊 Minetoshi Yasuda
1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了(中国近現代史)。2019年、『八九六四―「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)で大宅壮一ノンフィクション賞・城山三郎賞をダブル受賞。他に著書多数。
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