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ドイツ観念論を代表する一人、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ。意識の根本構造を追究した哲学は、誤解や先入見に見舞われ、いまだその真価や現代性が知られていない。
本書は、ドイツ観念論研究の大家が、フィヒテ生誕250年記念、および没後200年記念に行なった市民向け講義を基にしたもの。哲学者の主要著作に寄り添いながら核心部分へ迫っていく。著者は長年の研究と教育を通じて、何がフィヒテ理解の躓きの石となるかを熟知しており、その知見と洞察が叙述に生かされているのも大きな特徴である。
「知の理論“知識学”」を解き明かし、読者を哲学することへといざなう入門書。本邦初訳。
[出版社より]
著 者|ヴィルヘルム・G・ヤコプス
訳 者|鈴木崇夫 ・パトリック・グリューネベルク
出版社|筑摩書房[ちくま学芸文庫]
定 価|1,200円+税
判 型|文庫版/並製
頁 数|272
ISBN|978-4-480-51045-7
刊 行|2021年04月
Author
ヴィルヘルム・G.ヤコプス Wilhelm G. Jacobs
1935年生まれ。ルートヴィヒ・マクシミリアン大学教授。フィヒテ、シェリング研究の大家として知られ、国際シェリング学会の会長も務めた。
Translator
鈴木 崇夫 Takao Suzuki
1956年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。清泉女子大学文学部教授
パトリック・グリューネベルク Patrick Grüneberg
1977年生まれ。ベルリン工学大学博士課程修了。Dr. Phil.金沢大学国際基幹教育院・GS教育系准教授。
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