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ニーチェの最後の著作が流麗で明晰な新訳でよみがえる。近代の偶像を破壊しながら、その思考を決算したニーチェ哲学の究極的な到達であると同時に自身によるニーチェ入門でもある名著。
[出版社より]
著 者|フリードリヒ・ニーチェ
訳 者|村井則夫
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|800円+税
判 型|文庫判
頁 数|232
ISBN|978-4-309-46494-7
初 版|2019年04月
Contents
箴言と矢
ソクラテスという問題
哲学における「理性」
いかにして「真なる世界」はついに寓話となったか―ある誤謬の歴史
反自然としての道徳
四つの大きな誤謬
人類の「改善者」たち
ドイツ人には何が欠落しているか
反時代的人間の渉猟
私が古代の人びとに負うもの
鉄槌は語る
Author
フリードリヒ・ニーチェ Friedrich Nietzsche
1844-1900。著書『悲劇の誕生』、『反時代的考察』、『人間的な、あまりに人間的な』、『曙光』、『ツァラトゥストラ』、『偶像の黄昏』、『この人を見よ』など。ヨーロッパ思考のありかたを根底から揺るがした哲学者。
Translator
村井 則夫 Norio Murai
1962年生まれ。中央大学教授。著書『ニーチェ――ツァラトゥストラの謎』、共著『中世における理性と霊性』、『西洋哲学史3』、訳書、ニーチェ『喜ばしき知恵』、ブルーメンベルク『近代の正統性3』ほか。
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