本はボウイの音楽と人生の羅針盤だった。
――ボウイ自身が選んだ100冊を語り尽くすファン垂涎の一冊。
兄の影響を受けて、ビートやモッズにはじまり当時のカルチャーの洗礼を受けた少年は、生涯かけて数えきれない数の本を読んできた。文学、音楽、アート、ファッションなど膨大な知識は、ありとあらゆるものに解体され、歌詞、曲、ヴィジュアルなど、もう一度ボウイの創造物として作り直されている。
「デヴィッド・ジョーンズは、金ずくの音楽業界、薬物中毒による脱線の危機、最大のスターになるという壮大で冷酷ですらある野望のなかで、いかにしてこのような人になったのか? その答えは、いまあなたの手のなかにあるかもしれない」――「はじめに」より
[出版社より]
著 者|ジョン・オコーネル
訳 者|菅野楽章
出版社|亜紀書房
定 価|2,200円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|376
ISBN|978-4-7505-1716-2
初 版|2021年09月
Contents
・時計じかけのオレンジ(アントニイ・バージェス)1962年
・異邦人(アルベール・カミュ)1942年
・Awopbopaloobop Alopbamboom(ニック・コーン)1969年
・神曲 地獄篇(ダンテ・アリギエーリ)1308~20年ごろ
・オスカー・ワオの短く凄まじい人生(ジュノ・ディアス)2007年
・午後の曳航(三島由紀夫)1963年
・Selected Poems(フランク・オハラ)2009年
・アメリカの陰謀とヘンリー・キッシンジャー(クリストファー・ヒッチェンズ)2001年
・ロリータ(ウラジーミル・ナボコフ)1955年
・Money(マーティン・エイミス)1984年
〔ほか〕
Author
ジョン・オコーネル John O’Connell
1972年生まれ。音楽ジャーナリスト。『タイム・アウト』のシニア・エディター、『ザ・フェイス』の音楽コラムニストをつとめたのち、現在はフリーランスとなり、主に『タイムズ』と『ガーディアン』に寄稿している。2002年に実際にボウイにインタヴューを行った。ロンドン在住。
Translator
菅野 楽章 Tomoaki Kanno
1988年生まれ。訳書にエリス『帝国のベッドルーム』(河出書房新社)、ラッド『世界でいちばん虚無な場所――旅行に幻滅した人のためのガイドブック』(柏書房)、パイン『ホンモノの偽物――模造と真作をめぐる8つの奇妙な物語』、レンジ『1924――ヒトラーが“ヒトラー”になった年』、クラカワー『ミズーラ――名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度』(以上、亜紀書房)などがある。
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