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ラカンと哲学者たち

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ラカンにとって哲学とはいったい何だったのか?
そしてラカンは哲学に何をもたらしたのか?

デカルト、ヘーゲル、カント、そしてソクラテス。哲学と精神分析の交点に立ち上がる、誰も見たことのないジャック・ラカン。

「私たちがこれから目撃しようとしているのは、「反哲学」をぶちあげる以前に、ソクラテスやデカルトをはじめとした第一級の哲学者たちと対決し、格闘することで、精神分析を再創造しようとしたラカンである」(本文より)
[出版社より]


「哲学と精神分析の根源には「恋」があった。これを僕らはどうすればいいのか。人生で初めて一気読みしてしまったラカンの本」
ーー東畑開人


著 者|工藤顕太
出版社|亜紀書房
定 価|2,000円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|288

ISBN|978-4-7505-1723-0
初 版|2021年12月


Contents
まえがき

第1部 デカルトを読むラカン
 第1章 哲学は狂気をどう考えるか――ラカンの「デカルトへの回帰」
 第2章 失われた現実を求めて――フロイトと精神の考古学
 第3章 疑わしさの向こう側――デカルト的経験としての無意識
 第4章 哲学者の夢――コギトの裏面、欺く神の仮説
 第5章 言葉と欲望――フーコー/デリダ論争の傍らで
 第6章 科学にとって神とは何者か――精神分析の始まりと終わり

第2部 精神分析的現実のほうへ
 第7章 恋愛は存在しない?――「転移性恋愛についての見解」再読
 第8章 道徳か情欲か――カントともうひとつのアンチノミー
 第9章 目覚めるとはどういうことか――現実の再定義としての夢解釈
 第10章 狼の夢の秘密――トラウマとしての現実界(1)
 第11章 フロイトという症例――トラウマとしての現実界(2)
 第12章 ヘーゲルに抗するラカン――精神分析的時間の発明

第3部 ソクラテスの欲望をめぐって
 第13章 起源の誘惑――フロイトとソクラテス
 第14章 愛とメタファー――少年愛から神々のほうへ
 第15章 永遠の愛の裏面――止まらないしゃっくりの謎
 第16章 あなたは愛を知らない――分裂するソクラテス
 第17章 とり憑かれた哲学者――美のイデアと死の欲望
 第18章 物語の外に出る――精神分析家の欲望とは何か

結びに代えて 
あとがき 


Author
工藤 顕太 Kenta Kudo
1989年東京都生まれ。専門は精神分析、哲学を中心とした思想史。早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース卒業。日本学術振興会特別研究員DC1、パリ高等師範学校留学などを経て、2019年2月に早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在は日本学術振興会特別研究員PD(京都大学人文科学研究所)。早稲田大学、群馬県立女子大学にて非常勤講師。
著書に『精神分析の再発明 フロイトの神話、ラカンの闘争』(岩波書店、2021年)。

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