SOLD OUT
写真術の誕生から180余年、今こそ「写真」を問い直す。
これからの写真に何が可能なのか、この激動の時代に求められる写真表現とは何なのか。
いまこそ「写真」とは何かと、問い直すところから始めたい。
そのような想いを未来に向けて発信すべく、2022年1月、雑誌『写真(Sha Shin)』を創刊します。
書籍・雑誌の売り上げが低迷する昨今ですが、写真を見るベーシックなかたちとして、写真家や関係者が集うプラットフォームとして、人々の記憶に残るような誌面で、五感にうったえかける印刷物を残していきたいと思います。
毎号、日本の写真文化にちなんだ質の高い作品と、より深い視点の読みもの記事、写真にまつわるあらゆる情報をお届けしてまいります。乞うご期待ください。
[発行者より]
発 行|ふげん社
判 型|A5変型判
頁 数|280
初 版|2022年01月
定 価|2,700円
ISBN|978-4-908955-13-6
Contents
[口絵]横田大輔「Room/Untitled」
[INTERVIEW]解体・再構築される『日本写真』の遺伝子ー横田大輔の10年の疾走
北島敬三「A street film decoupage」
金村 修「Lead-palsy Terminal 2021」
山谷佑介「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」
小松浩子「Instant Diary」
細倉真弓「membrane」
森山大道「東京」
打林 俊「新たなる中心の喪失に向かって―日本の現代写真における東京」
鷹野隆大/伊奈英次/小野啓/インベカヲリ★/澤田育久/Tokyo Rumando/松下律子
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[CURRENT REVIEW]飯沢耕太郎「写真時評」
森山大道×北島敬三 30年ぶりの邂逅「写真の教え」
[INTERVIEW]
サンドラ・フィリップス「日本写真の伝統とこれからの写真の世界」
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[E S S A Y]
川本三郎「モダン都市東京に始まる」(写真=佐藤信太郎)
大西みつぐ「路上の身振り 写真家の矜持」
髙橋義隆「東京名作写真集紹介」
上野 修「消尽か、蒸発か。」
落合陽一「#カメラとのダイアローグ Leica M10-RとLeica M8.2」
森岡督行「伊藤昊と銀座」
清水裕貴「Ocean Terace」
しまおまほ「ふたつの世界の記憶」
伊藤俊治「『新星写真史1820-2020』展とコロナ以後の写真」
粟生田 弓「CHIBA FOTO-芸術祭で写真にできること」
大山 顕「コロナ禍と現代の観相学」
濱野智史「都市における撮可/撮禁空間の比較社会学」
野村 浩「シャ・シン・カメラー 写神暗箱人々」
大森克己「写真の歌」
齋藤真紀「時代を映すファッション写真」
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[MECHANISM]赤城耕一、コムロミホ、大和田良「最新カメラと可能性」
[EXHIBITION REVIEW]写真展評
[PHOTOBOOK]冨山由紀子「写真集を「所有」するということ」
[PHOTOBOOK]BEST PHOTOBOOK 2021
[Special Gallery]
ふげん社写真賞第一回グランプリ 木原千裕「いくつかある光の」
Staff
発行人 渡辺 薫
編集人 村上仁一
編集 圓谷真唯
エディトリアルディレクター 打林 俊
統括アドバイザー 飯沢耕太郎
造本設計 町口 覚
デザイン 浅田 農
発行 ふげん社
印刷 渡辺美術印刷株式会社
制作 合同会社 PCT
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