世界が崩壊した先に訪れるのは、新たなる解放か、それとも際限なき隷属か?
「加速主義」はここから始まった――。
バタイユ読解を通じて、ニヒリズム/ペシミズムとしての〈哲学史〉を再構築し、資本主義や人間が廃絶した先の世界を立ち上げる究極の無神論。ヒューマニズム/進歩主義/多文化主義/平等主義など近代の民主主義的なイデオロギーを根源から否定し、「加速主義」の始まりを高らかに宣言する、最も危険でダークな思想。
[出版社より]
著 者|ニック・ランド
訳 者|五井健太郎
出版社|河出書房新社
定 価|3,400円+税
判 型|四六変型判/上製
頁 数|416
ISBN|978-4-309-23111-2
初 版|2022年03月
Contents
序
第1章 「健全な哲学の死」
第2章 太陽の呪い
第3章 侵犯
第4章 復活祭 〔イースター〕
第5章 死せる神
第6章 妬みぶかい時間の激怒
第7章 牙を剝くヌーメノン(サイクサロンの情熱=受難〔パッション〕)
第8章 流動的身体(ミラーにかんする脱線)
第9章 人類の中絶=出来損ない〔アボーション〕
第10章 迷宮
第11章 結論なき交感
Author
ニック・ランド Nick Land
1962年、イギリス生まれ。90年代中頃に「サイバネティック文化研究ユニット(Cybernetic Culture Research Unit)」を設立。著書に『暗黒の啓蒙書』など。
Translator
五井 健太郎 Kentaro Goi
1984年生まれ。シュルレアリスム研究。訳書にマーク・フィッシャー『わが人生の幽霊たち:うつ病、憑在論、失われた未来』、ニック・ランド『暗黒の啓蒙書』など。
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