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「この書物には、その著者による『これこそ映画だ』という呟きがみちている」(あとがきより)
映画批評の最高峰と称されるグリフィス論、ヒッチコックのショット分析からゴダール、イーストウッド、侯孝賢、ヴェンダース論に書き下ろし「殺し屋ネルソン」論まで。単行本未収録作17本を収めた、蓮實映画批評ベスト・オブ・ベスト。
[出版社より]
著 者|蓮實重彦
出版社|講談社
定 価|2,500円+税
判 型|四六変型版/並製
頁 数|384
ISBN|978-4-06-534269-5
刊 行|2024年03月
Contents
『殺し屋ネルソン』――あるいはこの上なく不自然な自然さについて
単純であることの穏やかな魅力 D・W・グリフィス論
防禦と無防備のエロス――「断崖」の分析/周到さからもれてくるもの ヒッチコックの『めまい』の一シーン分析
囁きと銃声 ルキノ・ヴィスコンティの『イノセント』
緋色の襞に導かれて ロベール・ブレッソンの『ラルジャン』
揺らぎに導かれて――グル・ダット讃――
エリック・ロメール または偶然であることの必然
透明な痛みのために 『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』
孤独と音響的宇宙 クリント・イーストウッドの西部劇
彷徨える断片の確かな痕跡について ジャン=リュック・ゴダール監督『イメージの本』
寡黙なイマージュの雄弁さについて――侯孝賢試論――
静穏な透明さを超えて――エドワード・ヤン監督『クーリンチェ少年殺人事件』
ガラスの陶酔――ヴィム・ヴェンダース論
「撮る」ことの成熟、あるいはその理不尽な禁止について――『アネット』をめぐって
「冒険」について――ペドロ・コスタ試論――
『燃える平原児』 見るものから言葉という言葉を奪う この知られざる傑作について
あとがき
Author
蓮實 重彦 Shigehiko Hasumi
仏文学者、映画批評家、文芸批評家、小説家。1936年、東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。78年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する。著書に『夏目漱石論』『表層批評宣言』『映画論講義』『「ボヴァリー夫人」論』『ショットとは何か』『ジョン・フォード論』他多数がある。
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