教室を生きのびる政治学
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教室を生きのびる政治学

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必要なのは、半径5メートルの安全保障だ!

国会でも会社でも商店街の会合でも、そして学校のなかでも、人間の行動には同じ力学=「政治」が働いている……。いまを生きるわたしたちに必要なのは半径5メートルの安全保障[安心して暮らすこと]だ!

学校生活のモヤモヤを政治学から見てみると、わたしたちはとっくに政治に巻き込まれていた!

・自治:女子の靴下だけ黒限定のトンデモ校則
・議会:かみ合わなくてイライラがつのる学級会
・多数決:むりやり感あふれる過半数ルール
・公平:不登校を「ズルい」と思ってしまう気持ち
・支持:意見を言えない人はどうする?問題

心をザワつかせる不平等も、友だち関係のうっとうしさも、孤立したくない不安も……。教室で起きるゴタゴタには、政治学の知恵が役に立つ。学校エピソードから人びとのうごめきを読みといて、社会生活をくぐりぬけていこう。人が、社会が、政治が、もっとくっきり見えてくる。
[出版社より]


著 者|岡田憲治
出版社|晶文社[犀の教室]
定 価|1,700円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|304

ISBN|978-4-7949-7359-7
初 版|2023年04月


Contents
はじめに

序章 大前提――力を抜いて自分を守る
――善・悪・社会

教室のなかの安全保障/だれも立派にはなれません/友だちが一〇〇人も必要なワケがない/世界史に一度しか登場しない僕たち

第1章 言うことを聞く/聞かせるということ
――権力・合意・自治

政治とは「選ぶ」こと/僕たちの心の習慣――理由を放置したまま従う/トンデモ校則は守るべき?/「みんなで決めた」というフィクション

第2章 どうして「話し合い」などするのか
――議論・中立・多数決

話し合いは失敗する/偏りを確認するために/「論破」に含まれているもの/多数決=民主主義?――とりあえずの風速計/黙っているが考えている/言い出せない人のための政治

第3章 仲間をつくるということ
――対立・支持・連帯

友だちより「仲間」を/対立を恐れず、やみくもに戦わず/上も下もない対等な僕たち――協力関係の組み立て

第4章 平等をめぐるモヤモヤ
――公平・公正・分配

心がザワつく厄介な「平等」/平等を切り分けてみる/平等でないと困る理由

第5章 政治は君たちの役に立つ
――責任・民主主義・政治

自己責任論なんて無視してよいのだ/やり直しが前提のシステム――民主主義/学校でも家でもない場所へ

おわりに

大人はなかなか変わりにくい/こんな世の中にしてしまった/政治学は教室を放置してきた/僕たちもかつては君たちだった


Author
岡田 憲治 Kenji Okada
政治学者、専修大学法学部教授。1962年、東京生まれ。著書に『政治学者、PTA会長になる』(毎日新聞出版)、『なぜリベラルは敗け続けるのか』(集英社インターナショナル)、共著に『転換期を生きるきみたちへ』(内田樹編、晶文社)など多数。愛称オカケン。広島カープをこよなく愛する2児の父。
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