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サイレンと犀

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「死にたいが、生きたい。同じ命をみても、言葉にせざるをえない。忘れないために」
——長谷川健一[シンガーソングライター]

「本音の祈り。書かずにいられなかった"今"が、鼓動を打ちはじめる」
——東 直子


著 者|岡野大嗣
出版社|書肆侃侃房[新鋭短歌シリーズ]
定 価|1,700円+税
判 型|四六変型判
頁 数|144

ISBN|978-4-86385-166-5
発 行|2014年12月


Contents
[5首]
 もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい
 ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる
 河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る
 そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき
 つよすぎる西日を浴びてポケットというポケットに鍵を探す手

[新鋭短歌シリーズ]
今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。


Author
岡野 大嗣 Daiji Okano
1980年大阪生まれ。2011 年に短歌を始める。まもなく木下龍也の作品に出会い、刺激を受けて作歌を続ける。2012 年、結成当日解散型不定形ユニット「何らかの歌詠みたち」を始動、短歌朗読をしたり作品集をつくる。2013年、田中ましろの企画・制作による「短歌男子」に参加。2014年、連作『選択と削除』で第57回短歌研究新人賞次席。

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