荷を引く獣たち——動物の解放と障害者の解放

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動物の解放と障害者の解放の、深くて大切な結びつき。
アメリカン・ブック・アワード(2018年度)受賞作品。

スナウラ・テイラーは、一人の障害当事者として、障害者運動と動物の権利運動の担い手として、そして一人の芸術家として、読者に問いかける。もし動物と障害者の抑圧がもつれあっているのなら、もし健常者を中心とする制度と人間を中心とする倫理とがつながっているのなら、解放への道のりもまた、交差しているのではないか、と。

彼女は考えつづける。デモに参加しながら、絵を描きながら、対話しながら、食べながら。いったい何が、動物たちから人間を、障害者ではない人たちから障害者を、区別しているのだろうか、と。

彼女は考えつづける。身体的・精神的な能力の有無や高低(世界の中でどのように動いたり、動けなかったりするか)を基準にして、私たちは、自分を「人間」として意識し、他なる者を「動物」として値踏みしてしまっているのではないか、と。「人間」としての自分という自負を保つために、私たちは、「動物」との違いを際立たせることに、どれほど血道をあげているのだろうか、と。

この『荷を引く獣たち』には、「障害」と「動物」という、これまで対立すると見なされてきた問題が、実際には深く結びついているということが、テイラー自身の体験にもとづいて、丁寧に書かれている。そのうえで彼女は、もっと風通しのよい、ゆたかな経験と共感にくつろぐ未来を、読者に語りかける。目前の世界の姿を、荷車や車椅子の輪のように、ぐるりと回転させ、しなやかに変えてみせるのである。おおらかに、エレガントに。

壊れやすく、依存的なわたしたち動物は、ぎこちなく、不完全に、互いに互いの世話をみる。本書は、そのような未来への招待状である。
[出版社より]


著 者|スナウラ・テイラー
訳 者|今津有梨
出版社|洛北出版
定 価|2,800円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|444

ISBN|9784903127309
発 行|2020年09月


Contents
プロローグ 鶏〔にわとり〕が積まれたトラック

Ⅰ いくつかの閃き〔ひらめき〕
 1 奇妙だけれどほんとうの
 2 障害とは何か?
 3 動物の不具〔かたわ〕たち

Ⅱ 動物倫理を不具〔かたわ〕にする
 4 話すことのできたチンパンジー
 5 健常者中心主義と動物
 6 動物とは何か?
 7 憶えていたチンパンジー

Ⅲ わたしは動物だ
 8 猿みたいに歩く子
 9 動物侮辱〔ぶじょく〕
 10 動物を主張する

Ⅳ すべて自然だ
 11 生まれながらのフリーク
 12 あらゆる動物は平等だ(だがもっと平等な動物もいる)
 13 新たな団欒〔だんらん〕に向けて
 14 肉の浪漫〔ロマン〕化
 15 肉という天災

Ⅴ 相互依存
 16 必要の衝突
 17 種〔しゅ〕と能力を超えるケア
 18 サービス・ドッグ

謝 辞/ 註/ 訳者あとがき/ 索 引


Author
スナウラ・テイラー Sunaura Taylor
1982年生。画家であり作家、そして障害者運動と動物の権利運動の担い手。アメリカ合衆国のアリゾナ州ツーソンに生まれ、ジョージア州アセンスで、アンスクーリング〔学校に通わず子ども主導で学習する教育〕によって学びながら育つ。カリフォルニア大学バークレー校で、美術修士号を取得する。共著として、Ecofeminism: Feminist intersections with other animals and the earth (2014)〔エコフェミニズム――他の動物たちや地球とのフェミニスト的な交差〕、Occupy! : Scenes from Occupied America (2011)〔オキュパイ!――占領下アメリカからの情景〕などがあり、また、さまざまな雑誌やウェブ媒体にも寄稿している。姉のアストラ・テイラーが監督したドキュメンタリーExamined Life (2008)〔吟味された生〕では、哲学者のジュディス・バトラーと対話し、同題の書物にも収められた。本書『荷を引く獣たち』は、2018年度のアメリカン・ブック・アワードを受賞した。

Translator
今津 有梨 Yuri Imazu
一橋大学大学院言語社会研究科修士課程を、森崎和江の「非所有の所有―性と階級覚え書」についての研究によって修了する。その後、「動物」というテーマと出会うなかで、現在は、韓国の延世大学文化人類学科修士課程に在籍中。翻訳書として、高秉權(コ・ビョンゴン)『哲学者と下女――日々を生きていくマイノリティの哲学』(インパクト出版会、2017年)がある。

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