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積読こそが完全な読書術である

¥ 1,870

読めないことにうしろめたさを覚える必要などない。

まずはこの本を読んで、堂々と本を積もう。

気鋭の書評家が放つ、逆説的読書論!
情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。バイヤールやアドラーをはじめとする読書論を足掛かりに、「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての「積読」へと導く。

「たしかに本は、人に「いま」読むことを求めてきます。でも、それと同時に、書物は「保存され保管される」ものとして作られたものだったことを思い出してください。情報が溢れかえり、あらゆるものが積まれていく時代に生きているからこそ、書物を積むことのうしろめたさに耐えて、あなたは読書の前にまず積読をするべきなのです」(本文より)
[出版社より]

「読まずに積んでよい。むしろそれこそが読書だ。人生観を逆転させる究極の読書術!」
——千葉雅也


著 者|永田希
出版社|イースト・プレス
定 価|1,700円+税
判 型|四六判・並製
頁 数|240

ISBN|9784781618647
初版|2020年4月


Contents
第一章 なぜ積読が必要なのか 
情報の濁流に飲み込まれている
読書とは何だったろうか 
情報の濁流のなかのビオトープ 
蔵書家が死ぬとき、遺産としての書物

第二章 積読こそが読書である
完読という叶わない夢
深く読み込むことと浅く読むこと
ショーペンハウアーの読書論
「自前」の考えをつくる方法

第三章 読書術は積読術でもある
一冊の本はそれだけでひとつの積読である
読めなくていいし、読まなくてもいい
本を読まない技術
積読のさらなるさまざまな顔

第四章 ファスト思考に抗うための積読
デジタル時代のリテラシー
書物のディストピア
積読で自己肯定する


Author
永田希 Nozomi Nagata
書評家。1979年、アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。書評サイト『Book News』を運営。『週刊金曜日』書評委員。その他、『週刊読書人』『図書新聞』『HONZ』『このマンガがすごい!』『現代詩手帖』『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』で執筆。

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