コロナウイルスは人類を未曽有の危機へおいやろうとしている。感染症と文明、人間と病気などをめぐって、この危機がなげかける問いに思想家、専門家たちが向きあう、いま最も必要な一冊。
[出版社より]
編 者|河出書房新社編集部
出版社|河出書房新社
定 価|1,800円+税
判 型|A5判/並製
頁 数|200
ISBN|978-4-309-24966-7
初 版|2020年5月
Contents
大澤真幸 不可能なことだけが危機をこえる 連帯・人新世・倫理・神的暴力
仲野 徹 オオカミが来た! 正しく怖がることはできるのか
長沼 毅 コロナウイルスで変わる世界
宮沢孝幸 新型コロナウイルスは社会構造の進化をもたらすのか
椹木野衣 ポスト・パンデミックの人類史的転換
與那覇潤 歴史が切れた後に 感染爆発するニヒリズム12
笙野頼子 台所な脳で? Died Corona No Day
酒井隆史 パンデミック、〈資本〉とその欲望
小川さやか 資本主義経済のなかに迂回路をひらく タンザニアの人々の危機への対処から
木澤佐登志 統治・功利・AI アフターコロナにおけるポストヒューマニティ
綿野恵太 「ウンコ味のカレーか、カレー味のウンコか?」という究極の選択には「カレー味のカレー」を求めるべきである。
樋口恭介 Enduring Life(inn the time of Corona)
工藤丈輝 流感・舞踏
小泉義之 自然状態の純粋暴力における法と正義
江川隆男 自由意志なき〈自由への道〉 行動変容から欲望変質へ
石川義正 「人間に固有の原理としての愚劣」
堀 千晶 感染症と階級意識
白石嘉治×栗原康 カタストロフを思考せよ
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