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日本美学研究所は、美に特化した文芸誌『エステティーク』を創刊しました。
――美とは何か。
この永遠不変のテーマを問い続けるために誕生した文芸誌です。
コンセプトは「美の標本箱」。
美の姿を多角的に捕え、物として飾っても美しい本を目指しています。
美術、文学、哲学、宗教、服飾、音楽、舞踊、演劇、建築など、様々な営みに通底する美について考え、語る「場」を作ることで、人類の文化活動に貢献し、“世界を、より美しく”という理念を遂行していきます。
創刊号の特集は、ズバリ「美」。
各分野で活躍する総勢17名の識者により、縦横無尽に美が語られました。
フランス語で美学を意味する「エステティーク(ESTHÉTIQUE)」。
美を愛し、美を求め、美に狂った全ての人へ。
[編集部より]
発行|日本美学研究所
定価|902円+税
判型|B5変型判
頁数|120
ISBN|978-4990768614
刊行|2014年6月
Contents
金子國義(画家) 『エロスの額縁』 巻頭インタビュー
最上和子(舞踏家) 『人間の体は美しい』
小林信之(美学研究者) 『美の非情性』
田中雅志(作家・美術史家・翻訳家) 『アンドロギュヌスの美の系譜―あるいは星々への回帰』
大岡 淳(演出家・批評家) 『オスカー・ワイルド「サロメ」演出ノート』
深澤紗織(詩人) 『わたしという宮、または身体詩』
三浦和広(編集者) 『聖なる言葉』
辻 大介(調香師) 『香りからみた娼婦と美学』
谷崎榴美(魔女) 『このましくない感じ』
華藤えれな(BL作家) 『儀式』
鵺神 蓮(緊縛師) 『淫縄美縛』
森 功次(美学者) 『失礼な観賞』
岩渕竜子(漫画家) 『美少年の骨は白』
平林幸壽(僧侶・現代アーティスト) 『近代日本美術史における文化的遺伝子としての仏教』
佐々木治己(劇作家) 『演劇にとって美とは何か』
YUKO-KAT(ミュージシャン) 『ピルグリマージュ・ヌミノース―畏怖巡礼―』
野尻英一(哲学者) 『美と弁証法』
挿絵
阿波村奈央
銀河博覧会
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