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日本語の個性[改版]

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もともと日本語は「終りよければすべてよし」の構造で、重心は末尾の動詞にあった。だが次々と登場した名詞群に関心が移り、バランスが崩れた結果、長く培われてきたおもしろさは失われた。それは翻訳文化の影響だといえる。日本語本来の魅力を取り戻すうえで、話し言葉がもつ豊かさこそ重要なカギとなるのではあるまいか―。日常の言語生活にひそんだ盲点の数々を、英語表現と比較しつつ軽やかな筆致で示唆するエッセイ。
[出版社より]


著 者|外山滋比古
出版社|中央公論新社[中公新書]
定 価|800円+税
判 型|新書判
頁 数|204

ISBN|9784121804334
初版|2020年2月


Contents
1 ことばのすがた(訳せぬ「であろう」;段落の感覚;終りよければ;部屋のうち・そと;中間話法;気になる「あなた」)
2 ことばのこころ(五脚の椅子;後記と投書;比喩の梯子;移すということ)
3 ことばのかたち(女性的言語;政治と言葉;宗教と言葉;論争と言葉;日本語の国際化)


Author
外山滋比古 Shigehiko Toyama
1923年(大正12年)、愛知県に生まれる。東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。専門は英文学。『英語青年』編集長、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。文学博士。お茶の水女子大学名誉教授。

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