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灰色のユーモア

¥ 2,750

悪法の時代をどう生き抜くか——。

1938年、京都の片隅で、その大学教員は治安維持法違反で逮捕された。クリスチャンながら共産主義を疑われ、特高の取り調べを受ける日々をコミカルに綴った表題作ほか、昭和史の核心を突くエッセイ群を収録。共謀罪成立の数年後を予兆する名著の新編。解説=鶴見俊輔/保阪正康。
[出版社より]


著 者|和田洋一
解 説|鶴見俊輔・保阪正康
出版社|人文書院
定 価|2,500円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|304

ISBN|9784409520697
初 版|2018年02月


Contents
Ⅰ 灰色のユーモア

プロローグ

第一章
とうとうやってきた/留置場というところ/治安維持法違反?/同志社との縁がきれる

第二章
永島孝雄のこと、スパイのこと/朝鮮人/人民シェンシェン/若い女性容疑者/私のことが右翼の新聞に/〝クウトベ〟/意図

第三章
下鴨から太秦へ/ミュンヒェン会談/退屈/たたかわなかったということ/さまざまなお客/検事の取調べ開始/母/いよいよお別れ

第四章
未決囚の苦痛/冬から夏へ/予審・潜在意識

第五章
判決/保護観察・就職/転向/『世界文化』のこと/新聞社・ドイツ大使館


Ⅱ 私の昭和史

昭和初期の政治風景―山本宣治と水谷長三郎
労働農民党・水谷長三郎の当選/〝ダラ幹〟の語感と意味/「山宣ひとり孤塁を守る」/「許してやれ!」と「許さん!」

『世界文化』とトーマス・マン
一九三五~三七年―ファシズムと反ファシズムの時代/反ファシズム―トーマス・マンと『世界文化』/アンドレ・ジッドの『ソビエト訪問記』/トーマス・マンをどう扱ったか/〝亡命〟か〝国外移住〟か

太平洋戦争下の抵抗―明石順三の『灯台社』を中心に
戦時下抵抗と世代/革命と抵抗/宗教団体『灯台社』の抵抗/さまざまな抵抗の形/小山宗佑と桐生悠々

終戦の年、敗戦の年
〝終戦〟という表現/独逸文化研究所の思い出/敗戦まぢかのころ/玉音、そして……


Ⅲ スケッチ風の自叙伝

父と子/私にとってのキリスト教/入学・落第・特別及第/大正リベラリズム/大学生としての三年間/ドイツ語を教えながら/戦争がおわるまでの期間/戦後


亡命について 鶴見俊輔




註解 保阪正康


Author
和田 洋一 Yoichi Wada
一九〇三―一九九三年。同志社大学名誉教授。京都帝大文学部独文科卒。一九三一年、同志社大学予科教授。中井正一らと雑誌『世界文化』を編集、欧米の反ファシズム文化を紹介した。一九四九年、同志社大学文学部社会学科教授。著書に『国際反ファシズム文化運動』(三一書房、一九四八年)、『灰色のユーモア―私の昭和史ノオト』(理論社、一九五八年)、『新島襄』(日本基督教団出版局、一九七三年/岩波現代文庫、二〇一五年)、『私の昭和史―『世界文化』のころ』(小学館、一九七六年)、『わたしの始末書―キリスト教・革命・戦争』(日本基督教団出版局、一九八四年)など。共著に同志社大学人文科学研究所編『戦時下抵抗の研究Ⅰ―キリスト者・自由主義者の場合』(みすず書房、一九六八年)など。

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