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サルトルの精神形成を知るうえで欠かすことのできない「実存主義の聖書」であり、また実存主義思潮の熱い季節が去った後も、人生とは何かを真正面から純粋に追求した類稀な小説。実存と不条理を描く現代文学の古典。
存在の不条理に「吐き気」を感じる青年ロカンタンの日常を、内的独白と細かな心理描写で見事に展開させた20世紀十大小説の一つ。
[出版社より]
著 者|ジャン=ポール・サルトル
訳 者|白井浩司
出版社|人文書院
定 価|2,200円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|312
ISBN|9784409130193
発 行|1994年01月
Author
ジャン=ポール・サルトル Jean-Paul Charles Aymard Sartre
1905〜80年。パリに生れる。海軍技術将校だった父を亡くし、母方の祖父のもとで育つ。高等師範学校で哲学を学び、生涯の伴侶となるボーヴォワールと出会う。小説『嘔吐』(1938)、哲学論文『存在と無』(1943)で注目され、戦後「レ・タン・モデルヌ(現代)」誌を創刊。実存主義哲学の旗手として文筆活動を行い、知識人の政治参加を説いた。1964年、ノーベル文学賞に指名されるが辞退。
Translator
白井 浩司 Koji Shirai
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