これまで人類が育んできた多種多様な思想文化。それらについての知識は、グローバル化した社会を生きる私たちにとって欠かせない基礎教養であり、同時に自分や他者の物の見方や考え方を理解するための土台でもある。本書では、そうした古今東西の思想を、その成り立ちや相互作用を複眼的にとらえる比較思想史という視点から紹介。ギリシア・ローマから、日本、インド、中国の思想、さらにはポストモダンや現代正義論まで、知っておきたいそのエッセンスをやさしく説き明かす。
[出版社より]
著 者|中村 隆文
出版社|筑摩書房[ちくま新書]
定 価|840円+税
判 型|新書判
頁 数|256
ISBN|978-4-480-07353-2
初版|2021年01月
Contents
第1章 ギリシア・ローマ文化―神話と哲学と法
第2章 ユダヤ教・キリスト教・イスラーム―同じ神を祟める啓示宗教
第3章 インド思想―業と輪廻
第4章 中国思想―「天」と「道」の思想
第5章 日本思想―多面的な日本的価値観
第6章 近代の哲学思想―理性の時代
第7章 現代思想―啓蒙の先にある多様性
Author
中村 隆文 Takafumi Nakamura
1974年長崎県生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。神奈川大学国際日本学部教授。専門は英米哲学思想、社会思想史。著書に「リベラリズムの系譜学」など。
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