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奴隷制が始まって以来、黒人は白人による差別や迫害に常に遭ってきた。奴隷船やプランテーションでの非人間的な扱いを生き延び、解放され自由民になっても、「約束の地」である北部に逃れても、彼らが人種差別から解放されることはなかった。四〇〇年にわたり黒人の生活と命を脅かしつづけてきた差別と、地下鉄道、公民権運動、そしてブラック・ライブズ・マター(BLM)に至る「たたかい」の歴史を、アメリカ南部出身の著者が解説する。
[出版社より]
著 者|ジェームス・M・バーダマン
訳 者|森本豊富
出版社|筑摩書房[ちくま新書]
定 価|940円+税
判 型|新書判
頁 数|320
ISBN|978-4-480-07358-7
初 版|2020年12月
Contents
第1章 アフリカの自由民からアメリカの奴隷へ
第2章 奴隷としての生活
第3章 南北戦争と再建―一八六一〜一八七七
第4章 「ジム・クロウ」とその時代―一八七七〜一九四〇
第5章 第二の「大移動」から公民権運動まで―一九四〇〜一九六八
第6章 公民権運動後からオバマ政権まで―一九六八〜二〇一七
第7章 アメリカ黒人の現在と未来
Author
ジェームス・M・バーダマン
早稲田大学名誉教授。テネシー州メンフィス生まれ。著書に『ロックを生んだアメリカ南部』『アメリカ黒人の歴史』(以上、NHKブックス)、『アメリカ南部』(講談社現代新書)、『黒人差別とアメリカ公民権運動』(集英社新書)、『わが心のディープサウス』(河出書房新社)、『ミシシッピ=アメリカを生んだ大河』(講談社選書メチエ)など多数。
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